あの坂道を上がったら
ひらり、ひらり 桜舞う 急な坂の道
この坂道を上がれたなら 何か変わるかな
そっと 思い返した 昨日と貴方への想い
また今日も無理なのかな いつ上がれるかな
時がチクタク 流れて 変わってしまったイマ
知らない場所じゃないはず 少し眠っていただけ
胸がドキドキ 高鳴って 壊れそうな心
もう あれから季節は一周 貴方は変わったのかな
会いたくて 会いたくて
長い夢の中でも 変わらない貴方に会っていたの
会いたくて 会いたくて
夢から覚めた今でも 変わった貴方に会いたいの
くるり、くるり 目が回る 朦朧とした意識
あの時 貴方の側で倒れていたのなら
ずっと 一緒に居られたのかもしれない
馬鹿だな 私なんかとそんなのないのに
瞳シクシク 泣いて…… 泣いてなんかないのよ
少し壁が大きいだけ それだけの事なんだから
半身ワクワク もしも この坂道を上がれたなら
貴方に会えるの それだけはただ嬉しいの
泣きたくて 泣きたくて
流れた一年の隙間で 変わったその場に行けないの
泣きたくて 泣きたくて
何を背押しに決めるか 変わった一年は伊達じゃない
ずっと 寝ていたのよ
貴方の事だけは忘れずに
ずっと 見ていたのよ
貴方の事だけは忘れずに
この坂道を上がれたなら 貴方に会えるのかもしれない
それは分かっているの それでも 知らない空白の時間は
私の想いしか残していないわ
会いたいのに……
泣きたくて 泣きたくて
また今日も一歩手前 変われるなら上がれるのに
泣きたくて 泣きたくて
そこに貴方はいるの だから ただ 今はただ……
会いたくて 会いたくて
この坂道を上がれたら 変わらない想いを届けたい
会いたくて 会いたくて
この坂道を上がれたら 変わらない貴方に会いたくて
この坂道を上がろう
そこには貴方が待っている
この坂道を上がろう
そこには貴方が待っている