きみのそばに
きみのそばにいられないときは
きみのことを思っています
さみしい、こわい、と
ちいさくなったきみの心に
そっと語りかけます
私はいつでもきみの味方だよ
ひとりじゃないんだよ、と
身体は一人にひとつだけれど
思いはたくさん宿っています
見えない膜になってきみを守っています
気づかない?
実感がわかないかもしれない
きみが誰かを思ったとき
その思いが誰かを守っていたとしたら
素敵だと思いませんか
見えるものだけで繋がっているのなら
なんとさみしく味気ないものでしょう
心がなくなってしまいます
ピンとこないかもしれないけれど
きみを思うたくさんの心が
きみのそばにいます
鬱陶しいくらいに