白いUFO
サブタイトルは、適当なときと真面目なときがあります。今回のは適当な方なので、あまり気にしない方向でお願いします。
ん…?
なんだ…あれ…なにか……白い…飛んでる?
カツンッ
「痛っ!!」
クラス中から笑い声が響いている…?
頭に当たった白い未確認飛行物体を拾うと…
チョークだ。なんでこんなところに。
「こらああああああああああああああああ!!!!寝るな、起きろ!!!お前は来年社会に出るんだぞ!その自覚をきっちり持て!!!!まったく、高3にもなって何をやっとるんだ!!」
つまり、俺は授業中に寝てたわけか。だから先生がチョークを投げたのか。なるほどなるほ
「話を聴いているのかーーーっっっ!!!」
なんで女なのにここまで迫力があるんだよ…先生。
退屈な授業が終わり、家路につく。
「おーい安藤、まてよー。」
後ろから声が聞こえる。
「まさか大親友のこの俺、田沼海斗サマを置いて帰るつもりか?そんなことはこの街の法律で認められていない!!さて、一緒に行こうぜーー」
「あぁ」
「ところで、5時間目は安西先生に怒られっぱなしだったな!やべ、怒られてる時のお前の顔思い出したら…やば、笑いが止まらなく…わはははは」 べちん 「いてっ!たたくことねぇだろ!」
「けんかするほど仲がいいっていうだろ?大親友なら、ぶん殴っても仲がいいんじゃない?」
「ちょ、まて、お前、」 「冗談だって」
ノリが軽いが、根はいいやつだ。だから、俺はこいつが好きだ。まあ大親友ってほど好きでもないが。
「安藤ー、お前、5時間目に安西先生が話してたこと覚えてるか?」
「ん?なんか言ってたのか?」
「おっ、気になるのか!情報料500円」
「じゃあいいや」
「なっ…なら、特別に無料で話してやる!今回だけだからな!」
ほら、根はいいやつだ。
「うちのクラスに転校生が来るらしい」
「おー、そうなんだ。男?女?」
「女の子らしいぜーー!かわいい子かなぁ!」
「はいはい」
「お前の隣、席あいてるだろ?その子がくるかもしれないぜ?」
「ぁー、気まずくなんないように頑張りまーす」
「なんだよ、張り合いねーな。あ、家だ。また明日ー!」
「じゃあなー、あ、ちょっと待て、その転校生が来るのはいつだー?」
「明日だ!楽しみだろー!じゃあな!」
「ぇ、ちょっと待て、明日?!」
バタン。田沼の家のドアが閉じた。
初めて、授業中寝てて後悔した。心の準備が出来てないー……
こんな感じで大丈夫なんでしょうか(汗)
追記 書き方のスタイルは随時変わっていく可能性があります。