異世界から帰ったら江戸なのである
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なろうが生んだ鬼才
「時代小説風日常コメディ」という作者の紹介が全てを表す
「ごった煮」が魅力の作品
無理に表現するなら「魔改造池波風時代コメディ」といったところでしょうか
引きこそ「現代から異世界に転生して帰ってきたら江戸でした」と、出オチかと思わせつつ
「時代考証が歴史小説並に忠実」
「おまけのどころか設定満載の異世界パート」
「時代考証を嘲笑うかの如きギリギリネタ」
「多彩過ぎるメタネタてんこ盛り」
と、飛びすぎかつ幅広いメタネタを相当に拾えないと面白さが半減以下という、ハマる人はハマるけどついていけない人の方が多いんじゃないかというところが魅力ですが批判されるところかもしれません
数話読んでみて「俺には合わねぇなぁ」というなら忘れた方が人生幸せかもしれませんが、惹かれるところがあったなら作者の他の作品も全て読めば幸せになれるタイプに間違いなし
インディーズってこういう魅力だよなぁみたいなところを感じながら、商業出版じゃこんな作品出てこないのが魅力と思っていたら、書籍化もされるという関係者全てチャレンジャー過ぎるだろうなところも
絶賛しているつもりなのですが、間違いなく一般的受けはしないだろうなというこの作品こそ、もっと世に出て欲しいと思いました