私は文章作法を守っていない小説が読めません。
私は文章作法を守っていない小説が読めません。
読まないではないんです。 読めないのです。
書いてあることが頭の中で整理できないと感じます。
もちろん短い文章であればなんとかなりますが、小説というものは大体、複数の文章の集合体なので整理できなくなってきます。
とはいえ好き嫌いとかではなく能力的な話なので文章作法を守ってなくても読めるということも多々ありますが、例外をいちいち書いていってもきりがないのでここでは省かせてください。
では、なぜできないのか。
習っていないからです。
学校教育において文章作法を守っていない文字列を読む訓練をする機会は全くありません。
そして習ったことを応用して習っていないことをすることには才能が必要とされます。
私にはその能力がありませんでした。
それだけの話です。
さて、話は変わりますが皆様は文章作法論争というものをご存知でしょうか?
ここ、『小説家になろう』は職業としてではなく、趣味として小説を書かれている方たちが多くいらっしゃるサイトです。
その方々に文章作法を守るようにという指摘をするのことは正しいのか?
このテーマで多くの方が自論を述べられてきています。
私自身の立場としてはもちろん肯定よりです。 文章作法はある程度意識していただきたいです。
読めませんから。 とはいえ読めればなんでもいいというのが本音だったりもするのですが。
そう考えると私に才能があれば否定派だったのかもしれません。
そこで疑問に感じたのですが、文章作法論争に参加されておられる方々はどのような立場・考え方で行っているのでしょうか?
例えば普段は文章作法を守るよう主張されている方の中に『文章作法を守ってないけど読みやすい』文章の場合は直さなくてもよいと考えられる方っていらっしゃるのでしょうか?
逆に文章作法は守らなくていい派の方で『自分が読めない文章』でも直す必要はないと擁護される方っていらっしゃるのでしょうか?
論争を側から見ているとどうにも論点がずれているのではないかと思うことが多かったのでぜひご感想をいただきたいです。
2022/8/6 23:40 追記 多くの方から文章作法守らなくていい派は存在しないとのご指摘をいただきました。 しかし私の無知を晒すためにもあえて残しておきます。
ご指摘をくださった方々ありがとうございました。
言い訳と言うか白状をすると私が言いたかったことは前半部分で終わりで、それだけではエッセイとして少し物足りないかなと思い無理くり付け足した蛇足部分が後半でした。
はい、エアプです。 あまり詳しくなかったです。 大変申し訳ございません。
2022/8/7 20:40 追記 同11 6:00 微修正 今度は反論エッセイの感想欄に文章作法守らない派と思える人たちがいるというご指摘をいただきました。
そこで少し反論エッセイの方にお邪魔したのですが、私の主観ではあまりそのような印象は受けませんでした。
しかし反論エッセイを書かれた作者様方は本質的には文章ルール守るべき派に所属されているのかなとは思いました。
にわかがふらっと行って受けた印象程度なのであてにはなりませんが、主観としてはここに残しておきます。
2022/8/7 21:00 追記 それにしても書いていただける感想の多くが理性的なものばかりで本当にありがたい話です。
本当は読めないなら読むなのようなことを言われるのかなとか思っていたのですが、なかったですね。
「読解力の低いお前は追放する!!」
みたいな感じだったら追放系みたいだなとかアホなこと考えていたのが馬鹿みたいでした。
いや、馬鹿なんですけど。
皆さま、本当にありがとうございました。