表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄のカルマ  作者: 隼
2/16

第2話 異世界転移

 謎の穴に落ちて数秒後。

 気が付くと俺の目の前には、


「どこだ、ここ・・・?」


 さっきまであった壁は無く、眼前に広がるのは広大な自然だった。

 堂々と咲き誇る花々。

 幸せそうに飛んでいる蝶。

 意気揚々と飛び跳ねる鹿たち。

 それを追いかける体長5メートルのウサギ。

 とても奇麗な景色だ。


 ・・・


 ・・・


 ・・・


「・・・ん? ウサギ?」


 俺が疑問に思ったときには、もう遅かった。



<グガァァァァァァ!!!!!!>




「っえぇぇぇぇえええ!!!!????」




 鹿をも喰らうドデカいウサギに追いかけられ、俺はようやく理解し始めた。

 きっとそうなのだろう・・・。

 ここは、俺の世界とはまた違う世界。


 どうやら俺は――



「異世界転移したのかぁぁぁあああああああああああ!!!!?????」



 こうして俺は異世界に転移したのだ。


 そして、この6年後――

 俺は、

 ”最悪の英雄”と呼ばれることになるのだが


「誰か助けてくれぇぇぇぇぇええええええ!!!!」


 この時はまだ、誰も知らない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ