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初投稿です。まず最初に、稚拙な日本語で不快にさせる可能性があります。そこのところ、お許しください。この小説ではいじめ要素が含まれております。嫌な方は読むのをやめてください。それではお楽しみください。
この世界はものすごく暗い。ただ、一筋の光でさえ闇に負けてしまう。此処はそんな世界。
私はいじめられている、同級生に。いつも暴力を振るってくる。
いつでも抗えた。でも妹を守る為なら仕方がないと、自分を納得させてしまう。いじめの主犯格は学園長の娘、そんなのに反逆したら私達の命はないと思う。改めて確認してみたがやはり、勝てそうにない。
「私は安土林檎と言います。」
生きてくためには仕事をしなくてはいけない。まぁ、学生なのでバイトなんですけどね。緊張を解こうと変に語ってみる。
「年齢は16歳、星夢学園の1年生ね。」ダンディなおじさんは質問する。「なんでこんな寂れたカフェなんか選んだの?」私は答える
「妹を幸せにしたいからです。」理由はもうひとつある。いじめっ子が来なさそうな場所を選んだので落ちたら結構キツイ。
「家庭環境に問題が?…いや今のは忘れてくれ」
「重要な話をします。今、家族は妹だけです。母は死にました。そして、父は小学校に上がる前に消えました。母からは他の女と出ていったと聞かされています。」家族について話した。
「そうか、辛かったろう、もう夕方だ、早く帰りなさい」そう急かされて、私は店を後にした。内心受かるかものすごく不安である。妹に癒されよう。私に友達はいなかった。いつもそばに居てくれるのは妹の恵瑠だった。これで(える)と読む。可愛い。
明日からまた学校だ…少し憂鬱になる。でも世界は残酷だ。寝て気付いたらもう朝になっている。毎日休むとは言えないので重たい足を精一杯学校に向けて歩き続ける。学校は普通に楽しい。授業は先生の話をノートにまとめてればいい。放課も恵瑠が友達と会話してるのをいつも見てる。幸せそうだ。そう思っていた矢先、いつものが来た。「来い」「分かりました」連れて行かれるのは体育館裏である。ここは人が通らない。なのでこんなヤツらの絶好の溜まり場となっている。
「なんですか?」そう聞くと彼女は「お金貸してくれない?今月チョーピンチでさ、ね?」嘘だ。家庭は裕福だったはず。咄嗟に言ってしまった。「お断りします。私も生活がかかってますので。」彼女は顔を赤くして言った「貸してくれないの?じゃあいいやバット貸して」モブAからバットを手に取り私を殴りつけた。「痛ぃっ!!」腹部を殴られた。「次は頭ね」そう言って大きく振りかぶった。その時だった。⦅キーンコーンカーンコーン⦆チャイムがなった。不服そうに言った「誰にも言うんじゃないよ。ま、別に何かあってもママがどうにかしてくれるけどね。」嘲笑いながら私を置いて去っていった。お腹が痛い。いつもどうり、保健室に向かった。此処が唯一の安静にできる場所で、彼女も来ない、いい所である。「今日はどうしたんだい?」「お腹が痛くて」「へぇ、見せてみなさい。」大人の美人な女性にお腹を見られる。幸せだ。変態ではないと思う。「酷いあざだ。何をしたの?」「バットで殴られました。」簡単に言ってしまった。包容力のある女性は恐ろしい。つい甘えてしまう。抱きついてしまった。先生は私の腕を払うことなくそのままでいてくれた。「誰がやったのか言える?」「言えないです。」無言で抱き返された。つい言ってしまった。「…夜乃凜です。」「分かった。先生が何とかするから、林檎ちゃんは安心して寝てていいよ」優しくベッドまで介抱してくれた。「すみません、ありがとうございます。」「先生は今から夜乃さんに言ってきてあげる。」「ありがとうござい…」自分は寝た。痛みから逃れるため眠ってしまった。
楽しんでいただけましたか?もし楽しんでくれたのなら、私は嬉しく思います。初投稿なので読みづらかったとは思いますが、頑張って投稿していきますので、期待せずにいてください。それではこの小説を読んでいただき、ありがとうございます。