それぞれの道
悠希「そいえば、修行しているときに思い出したんだけど、リオルガの街で“魔征軍”の噂を聞いたんだよね~。俺はもっと強くなるために魔征軍で修行を積みたいと思ったんだ。」
唯「どうして?」
悠希「ほら、模擬戦の時に、一番最初に俺がやられたから…かな。」
京夏「そうか、魔征軍に行くのか。それじゃあ今後俺と戦うときがくるかもしれんな。」
悠希「何でだ?」
京夏「俺は魔王になることを目指しているからな。」
悠希「そういうことか。…寂しいけど俺はここまでだ。じゃあな、唯、雛乃!またどこかで会えるといいな!」
と言い手を振って別の道を歩いていった。
京夏「さてと、俺も魔王になるために本格的に計画をたてようかな」
唯「京夏も、何処か行くの?」
京夏「あぁ。魔王になるために唯たちを危険な目にあわせないようにするためだ。」
雛乃「あの、今までたくさんお世話になりました。魔王になるために頑張って下さい」
唯「雛、最後の最後でボケないでよ。魔王になることを応援しちゃダメだから。」
京夏「唯が、ツッコミをするなんてな。」
唯「私だって、ツッコミくらいするよ!」
少し笑いあって、
京夏「あっ、最後に…唯。一応俺に勝てたんだから、何か1つだけ何でも願いを聞くよ。大金とか文献とか」
雛乃「悪魔みたいですね。」
京夏「俺はその類いなんだけどな。大丈夫、命は取らないから。唯?」
唯「う~ん…文献をいいんだけど…。ここは、止めておいて。“京夏の魔法の空想を1年間使用禁止”で!」
京夏「分かった、けどなんで?」
唯「ここで別れるなら禁止にしても唯たちには関係ないし、それに魔王になるのを遅らせれるって考えたの。」
雛乃「でも、前に『(使える魔法は)一種類だけなわけがない』って言ってなかった?」
唯「はっ!?しまった、完全に忘れてた。」
京夏「それは残念だったな。でも、空想は絶対に使わないよ。…じゃあな。」
唯「バイバ~イ」
雛乃「魔法教えてくれてありがとうございました~」
京夏は後ろを振り返らないまま手を振って去っていった。
唯「唯たちはひとまず家に帰ろっ。」
雛乃「そうね。久し振りに帰るけど人見知り発動しなければいいな。」
唯「家族にするの?人見知りって?」
雛乃「しないよねっ。」
唯「だよね。」
過去編を今まで読んでいただいてありがとうございます。
「あれ?釧路 京夏が魔王なってないのに終わるの?」と思う人もいると思います。…たぶん
ですから勝手ですが“京夏魔王編”を新しい小説として投稿していきます。
京夏魔王編では、一話の文字数を1000文字くらいにしようかな~ と考えています。その他所々書き方を変えるつもりです。
またそちらの方も読んでくれると有り難いです。
以上、後書きでした。




