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さ~て。 世界の欠片でも集めるか!!__過去編  作者: 結城 睦月 & まひる
修行と成果_前編
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出発

京夏は()が明けるまで文献を読んだ。


次の日の朝、やはり雛乃だけは起きなかった。


京夏「昨日言ったのに…」


唯「でも、すぐに寝てたよ?」


悠希「朝弱すぎだな…」


京夏「幸せそうに寝てるな~ このまま運ぶか。」


唯「よろしくね~」


京夏「あぁ。」


京夏は雛乃を背負った。


京夏「忘れ物はないか?」


唯「うん。雛の荷物も、ちゃんと確認したよ?」


悠希「雛乃の荷物は昨日の夜にはまとめてあったしな。俺も大丈夫だ。」


京夏「じゃあ、行くか。」


四人は宿屋を後にして、街の出入り口となる門まで来た。


京夏「さて。クリエイト“馬車”。みんな乗って。」


唯「ありがとう!あっ、京夏が雛を運んだことは秘密の方がいいかも。」


京夏「分かってるって。」


悠希「荷物は乗せ終えたぞ~」


京夏「ありがとな。よしっ、行くか。」

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