初戦
4人は洞窟の中へ入っていった。
雛乃「暗いよ~何か怖い… 明かりが欲しいな~」
京夏「OK~ クリエイト“松明”」
京夏の魔法で松明が4本現れた。
唯・雛乃「ありがとう。」
洞窟の天井部分を照らしたとたん、驚いた。
なんと、コウモリ型の魔物がびっしりといたのだ。
悠希「マジでか!?多すぎるだろ!」
ざっと1000羽くらいいる。
悠希「一気に減らしてやる!モード炎 , 火炎咆哮!」
【火炎咆哮…口から、炎を吹き相手を焼く】
京夏「クリエイト“魔法攻撃,氷,氷山”」
【“魔法攻撃,氷,氷山”…クリエイトで出した、氷属性の魔法。敵を氷山で、氷漬けにする】
唯は短剣で、雛乃は回転式拳銃で闘っている。
京夏「クリエイト“巨大な釘!”+“弓の弦”」
矢と同じくらいの巨大な釘が大量に出てきた。
京夏「釘付けにしてやるぜ!」
京夏は釘を5本まとめて放っても、全て命中している。
雛乃「命中率が高いですね。私なんて三発に一発、当たるくらいなのに…」
京夏「日本刀と弓が得意中の得意だからな。」
悠希「剣術なら、俺も得意だ!」
そう言って剣を抜き、物凄い速さで次々に敵を斬っていった。
唯「これで、ラスト!」
雛乃「やっと全部倒した~もう疲れた~」
悠希「まだ先は長いよ?」
京夏「だな。ラスボスの気配は、感じ取れないし…」
雛乃「えー」
唯「先に進むにつれ、魔物も強くなっていくんだよね?」
京夏「あぁ。強くなっていくが、その分 数も減っていくぞ。」
悠希「それって、強い魔物が弱い魔物を引き付けないってこと?」
京夏「あぁ、そういうことだ。 」
唯「それはきついよ~」
京夏「大丈夫。俺と、悠希がいるからよ。」
悠希「その通り。二人を絶対守るよ。」
唯・雛乃「ありがとう。」
と、二人は微笑んだ。
京夏「一度休憩しとくか?」
唯「大丈夫!」
雛乃「私も。」
悠希「じゃあ、先に進むか。」