依頼
唯・雛乃「はい!勿論ですよ!」
そして目的の村に着いた。
唯「えーっと、届け先のジルヴァート文献所は、何処だろう?」
雛乃「小さい村なのに、結構大きな村だね~」
悠希「あれじゃない?かなり大きな建物だね~」
唯「それにしても外に出ている人が一人もいないね。」
雛乃「何かあったのかな?」
そうこうしているうちに、ジルヴァート文献所に着いた。
唯「ここだね。」
京夏「届け物って本?」
唯「うん。管理者に渡しに行こっ?」
そう言って唯たちは、カウンターの上に座っている文献所の管理者の老人のところへ向かった。
管理者「無事に届いたかのぅ?」
唯「はい。どうぞ。」
管理者「ありがとう。」
雛乃「どういたしまして。」
悠希「何で外に出ている人が、誰もいないんですか?」
管理者「それはな、この村の外れにある洞窟に、凶悪な魔物たちが住み着いてな、この村を襲ってきたんじゃ。」
悠希「それなら、俺が討伐してやる!」
雛乃「危険だよ~」
管理者「そうじゃよ。危険なんじゃよ。たしか、その魔物についての文献があったはずじゃ。」
そう言って管理者が手をかざすとたくさんの魔物の詳細が載っている分厚い文献が浮遊して唯の元に飛んで来た。
唯「これに載っているんですか?」
管理者「あぁ。たしか、名は“ボロアス”だったかのぅ」
京夏「クリエイト “その文献”」
すると、完全に同じ文献が3冊出てきた。
京夏「手分けして探そう。」
そう言って分厚い文献から、各自で探した。
それから十数分後
唯「あった~!やっと見つけた。」




