37/97
野宿_中間
京夏は 山積みの木の枝に火をつけた。
唯「暖か~い」
と笑顔。
雛乃「唯、ちょっと切るの手伝って。」
唯「はいは~い。」
京夏「短剣で切るつもりか?」
唯「うん。刃物、これしかないもん。」
京夏「マジでか、これを使ったら クリエイト“包丁”」
その包丁を唯に渡した。
京夏「終わったらそこら辺に置いといて。」
唯「うん、分かった。」
京夏「じゃあ俺は、テントでも張っとくか。」
唯「雛、野菜切ったよ?次は?」
雛乃「御門さんのお肉待ちかな。」
京夏「テント張ったから 魚でも釣ってくるな。」
雛乃「よろしくお願いします。」
京夏と入れ違いに悠希が戻ってきた。
悠希「肉は、これでいいか?」
悠希は白い牛を担いでいた。
雛乃「それは?」




