空想
雛乃「どうして私たちの名前を?」
京夏「高所から見守っていたんだから分かるさ。」
雛乃「見守っているなら、何で降りてきたんですか?」
京夏「御門ってやつが取り逃した魔物が襲ってくるから。」
雛乃「え?」
すると、京夏の後ろから、魔物が襲ってきた。
京夏「ほら、ね? 【空想】 クリエイト!」
【クリエイト…"モノ"を造り出す。炎や氷など魔法攻撃的なものも出せる魔法】
京夏「“日本刀”!」
そういうと、京夏の右の掌から日本刀が現れて、後ろを見ずに魔物を斬った。
唯「ありがとう。 あの…唯の魔法っていうのは、どういうモノ?」
京夏「“霊化ノ魔法” というのは人に憑依、または幽霊状態になれる魔法で、最高一週間前ならタイムスリップが可能。という魔法な。」
雛乃「何か、凄いよ!唯。」
唯「やったー 魔法が使えるようになった~」
京夏「魔法は、修行すれば、もっと強くなるから、頑張って。」
魔物を倒し終えた悠希が戻ってきた。
悠希「やっと倒し終えた~ ん?誰この人。」
京夏「お前が、御門 悠希だな? 一体取り逃がしてたぞ?」
悠希「何故、俺の名を?」
京夏「色々あるんだよ。」
と、京夏は笑った。そのあと、唯と雛乃が説明した。
悠希「全部倒したつもりだったのに…… ありがとう。」
京夏「という事で俺も一緒に行ってもいい?」
唯・雛乃「はい!勿論ですよ!」