団長
京夏「ふぅ~。だいたい片付いただろう。唯たちは大丈夫かな?」
一方、唯たちは__
唯「どの牢だろう?」
悠希「一つ一つ見ていくしかないか。」
王国兵「別の侵入者がいたのか。」
悠希「やばっ!見つかったか。」
その王国兵が槍を向けて走ってきた。
悠希「まだまだ遅いな。」
悠希も日本刀を構えて抜いたと同時に斬った。
王国兵「うわっ…」
唯「悠希早いね。」
悠希「ありがと。」
そして、全ての牢を見て回った。
悠希「牢は全部見たのにいないな~」
唯「だね。どこにいるの?雛。」
戻って、京夏たちは__
京夏は菊葉と合流した。
京夏「片付いたから国王でも倒すか。クリエイト“吸血鬼の翼”」
菊葉「マジで行くのですか?」
京夏「あぁ。」
菊葉「分かりました。状態変化ノ魔法,気体化」
京夏と菊葉は国王のところへ向かうための廊下で、
???「ここから先へは通さん。」
京夏「誰だ。」
???「誰でもいいだろ。ここですぐに殺される貴様らには、関係ないこと!」
そう言うと持っていた大鎌で二人の首を狙ってきた。
菊葉「危ねっ!」
京夏「いきなりかよ!」
二人は避けたが、左右の壁が斬れた。
京夏「援護頼む。」
菊葉「はい!」
菊葉は後方に下がり、射撃体勢になった。
京夏「クリエイト“双剣”+“吸血鬼の翼”」
京夏は敵に超スピードで突っ込んでいった。
敵は大鎌を回した後、大振りした。
京夏は隙をついて、後ろに回り、双剣で斬った。
が、また大鎌を回し、それを防御に利用した。
京夏「後ろまでそれでガードするとは…」
菊葉「援護射撃をすれば…」
菊葉は連射した。
それも鎌を回しガードした。
京夏「隙ができた。クリエイト“弓矢”」
敵の背後の一瞬の隙をついて放った。
???「なっ!」
敵はギリギリで気付いた。
???「危なかった。敵ながら素晴らしい。名を名乗らないのは失礼だったな。俺の名は“エルビア・クード”。 このノーゼアクト王国の騎士団長だ。」
京夏「騎士団長…」
菊葉「ラスボスの一つ手前か。」




