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さ~て。 世界の欠片でも集めるか!!__過去編  作者: 結城 睦月 & まひる
取り付かれた王国_前編
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捜索

雛乃は動物を追いかけるため、森に消えた。




唯「雛遅いね。」


悠希「一時間くらい経つよな?」


京夏「さすがに遅いな。何かあったのかも。」


唯「探しに行こ。」



雛乃を探しに消えていった方を中心に探し回った。


唯「あっ!これ。雛の靴だ。」


その靴は大きな城壁の門の前に落ちていた。


悠希「おいおい、この国に捕らわれたのか!?」


???「その可能性はあるかもな。」


京夏「お前は誰だ?」


菊葉「俺は、菊葉(きくは) 出雲(いずも) 『鷹の狙撃手』の異名を持つ、天才狙撃手の冒険者だ。」


京夏「俺は釧路 京夏。」


悠希「俺は御門 悠希。」


唯「唯は稲葉 唯。」


京夏「その可能性はあるとは?」


菊葉「その前に王国兵が集まってきたな。まずは、倒さないと。」


悠希「楽勝!モード炎, 放炎・起爆(トラップ)


悠希「今だ!退散!」




王国兵から見つからない場所まで逃げた。


京夏「さっきの話。」


菊葉「あー。あの国は“ノーゼアクト王国”。国王の名は“アラメス・ゼラム”。 ある悪魔に生け贄を一人、捧げているようなんだ。その生け贄は何故か他国から、捕らえるようなんだ。」


悠希「だから、雛乃が?」


菊葉「たぶんな。」


唯「そんなのダメだよ。雛を助けに行く!」


悠希「唯に同意だ。」


京夏「まず国の内部を調べないと。」


菊葉「俺も手伝うぞ。」


唯「ありがとう。」


悠希「まずは偵察からだな。誰が行く?」


菊葉「俺が行く。」


唯「唯も。」


京夏「唯は得意かもしれんが、菊葉、お前の魔法は知らんからな~」


菊葉「お前って…どう見ても俺の方が歳上だぞ?」


京夏「何言って…?俺は109歳だからな。」


菊葉「え?」


京夏「俺、吸血鬼だし。」


菊葉「マジで!?俺は28歳だ…。失礼しました。見た目が若いから…つい…。」


京夏「無理もない。見た目15歳のままだからな。で、お前の魔法は?」


菊葉「状態変化ノ魔法…自らの体質を個体/液体/気体に変化させるという魔法です。」


京夏「なら、大丈夫だな。任したぞ。」


菊葉「君は?いくつだ?…まさか君も吸血鬼?」


悠希「いえいえ違いますよ。俺は10歳ですから。」


唯「唯は8歳!」


菊葉「そうか…。それにしても驚いた。まだ吸血鬼が生きていたとは…」


悠希「何でですか?」


菊葉「大昔に地球と異世界が融合する事件があったらしいんだ。その事件で生き物が減ってしまったらしいからな。」


京夏「異世界の方もそうだったんですか。」


菊葉「いや、俺は実際のことは知らんがな。」


唯「そろそろ作戦開始しないと。行きましょう、菊葉さん。」


菊葉「あぁ。そうだな。行くか。」

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