表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集:女性シンガーの3

服役8時間

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/02/19

 フクロウより、ミミズク派?

 (よご)したシーツ越しで寝そべる

 ベッドの冷たさに目を醒ます朝は

 昨夜の火照(ほて)りも陽炎(かげろう)みたいに

 跡形も無く立ち消えてしまった


 夢遊病の顔をしたあたしを

 通勤電車の揺り(かご)が待ってる

 (つか)んだ吊り革だけで どうにか

 日常と(つな)がっておこうね


 オフィスに囚われる8時間の服役で

 真人間へと更生するけれど

 どちらがあたしとしては平穏なのだろうかと

 判断に迷う今日 この頃だわ



 (かぶ)った毛布越しに聞こえる

 真夜中には静寂(しじま) 木菟(みみずく)も居ない

 泉の(ほとり)でカピバラみたいに

 あと腐れ無く余生を過ごしたい


 密猟者から(のが)れる手引きを

 無精髭(ぶしょうひげ)なんか伸びるほど待ってる

 詰まった銃口(じゅうこう) (ゆえ)に ようやく

 その首が(つな)がっているのに


 レタスに(くる)まれたランチタイムの主人公

 ポテトサラダに根負けさせられて

 どちらもあたしとしては拷問じみてるかもと

 判断を仰ぐならすぐにもだわ

 フクロウやミミズク可愛いですよね。



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ