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始動する羽音 2

「私達も行くわよ」

地上から見ていたリーナがサクヤに声をかける。

「行くって、エスペランザじゃ空中戦は無理だ!」

エスペランザは飛行能力が無い。正確に言うと空中を自由に動き回る術が無い。なので、飛行をする際にはマジードラッヘの背中に乗るしかないのだ。

「でも、飛ぶくらいなら出来るでしょ!」

そう言うと、リーナは踏み込む。するとエスペランザの背部と足裏のバーニアが火を吹き始め、エスペランザが直上へと上昇していく。20mほど上昇すると、蛇腹剣を塔に巻き付けると、塔と垂直になる様に張り付きながら膝を屈め、狙いを定める。すると、蛇腹剣を消すと同時に塔を強く蹴り、目標である蟲に目掛けて勢いよく飛び、それにバーニアの加速を加えて蟲へと急接近をする。

だがしかし高さが足りず、届かない。そうサクヤは思ったがそれは杞憂であった。

リーナはエスペランザの右腕の位置を調整し、そこから風を魔法で引き起こす。エスペランザの能力もあってか、機体を飛ばすには十分な風が生まれ、そのまま蟲の背中に乗る事に成功する。

始めは姿勢が安定しなかったが、右腕で掴んだ上で踏ん張る事で落ちずに背中に掴まる事が出来た。

するとその時、通信が入り、サクヤの座る後部座席の方のモニターにイェルクの顔が映し出される。

「繋がったか?サクヤ、奴らの背中は固い皮で覆われていて生半可な刃物じゃ通らない。注意しろ!」

そう言い終わるとモニターからイェルクの顔が消える。

「聞いたか?」

「えぇ。ならッ!」

リーナはエスペランザの右手にファイラムを出すと、即座に斧の形へと切り替え、大きく振り上げる。その斧を蟲の羽の付け根に一気に振り下ろすと、刃が入り、蟲が唸りながらバランスを崩す。事実上片翼と同じ様になってしまった蟲は飛行不能となり、エスペランザと共に段々と地上へと降下していく。エスペランザはそれに必死に右腕だけでしがみつきながらも、地表が近づくと蟲を地面に叩きつけるかのように蟲に刺さったままの斧を振り離し、自身はバーニアで減速をしながら地上へと着陸をする。



新しいスパロボ、『スーパーロボット大戦Y』が発表されましたね。主人公機がルーンドラッヘとこの小説に出てくるマジードラッヘと名前が似ていて驚きです。

また少し前の話に名前だけ出した「アサヒ・ミク」も考えている名前の漢字が某キャラクターと似てるなと後々になって気が付きました...。

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