表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/91

山へ 2

「全く、気に食わん!」

ディナルドの王城の一室。そこではストルツが食事を取っていた。しかしそこに上品さは無く、まるで当たり散らすかの様に貪り食べていた。

「全く、その様な食べ方をなされて」

「うるさい!誰のせいだと思っている!?」

そこに居たのは仮面の女・クラウンだった。彼女は部屋の中でも恰好は変わらず、素性を明かそうとはしていない様である。すると、クラウンの腕から音が鳴り始める。

「何だ、その音は。鬱陶しい」

「いえ。どうやらネズミが掛かったようです」

「”ネズミ”、だと?」

「えぇ。では、私は次の作戦の準備をしますので」

「その作戦とやら、当然私も参加させるのだろう?」

「いえ、今回ストルツ様には待機していただきます」

「なんだと?」

「時が来ればまたリーナベルの所を向かわせます故、今はお休みを」

そう言い残すとクラウンはまるで消える様に影になり、部屋を後にした。

「まったく・・・。おい、メイド!」

ストルツが部屋の外で待機していたメイドを呼びつけると、即座にドアを開け、3人ほどメイドが入ってくる。

「はい、ストルツ様」

「飯はもういい。残った物はそっちで好きにしろ」

「はい」

「それと、この部屋での会話は他言無用だぞ」

「承知いたしました」

メイド達は食事の残った皿を下げ、机を拭いた後、部屋を後にするのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ