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山へ 1

二日後。防寒具を着、諸々の準備を終えたサクヤとリーナは山に向かい始めた。村を出る前に村長やランド、ダグラスに挨拶をしに行くと既にシャル達は村を後にしていたようだった。サクヤはランドに家の管理をデルに任せるように頼むとランドは心よく受け入れる。村長、ランド、ダグラス、それぞれと言葉を交わした後に、サクヤはリーナと共に山に向かうのであった。


村から5kmほど北に行くとその山はあった。その山は決して低くはなく、標高500m以上はあるだろうか。その昔は活火山だったらしいが、今は休火山となっているらしい。山の形は少々歪であり、三兆近くに大きく抉れたような地形がある。それらの地形と火山な事もあってか昔から炎を使う竜、炎魔竜の住処として利用されている様である。

サクヤとリーナは村から2時間ほどかけてその山に辿り着くと、一度昼食を取りながら休憩をし、その後入山をした。その時、リーナが周り見渡した。

「今、何かに見られた様な・・・」

「動物じゃないか?気のせいでしょ」

「そう、かしらね・・・」

リーナの感じた気配は何だったのか、それはまだ分からないものだった。


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