いつもの4人
(https://www.pixiv.net/artworks/90787612)
pixivの方でイラストを載せています。興味が有ればどうぞ。
白詰で検索して頂ければ出ます。
検索欄で白詰と(漢字そのまま。)検索していただき。ユーザーの欄に移動すると出ると思います。
世界史が嘘のように化学ですらすらと動く手。自分でもそう言う所だと思う。テストが終わり昼休みを告げる、チャイムが鳴る。高等部の校舎は、私立なため広い校舎に届くためチャイムが北校舎と南校舎に一つずつあるのだが、タイミングがあってないために、不協和音になるため、めちゃくちゃ耳障りだ。小等部と中等部は、タイミングが合っているので綺麗になるのだが高等部だけものすごくうるさい。他の生徒も耳を塞がながら学食や購買、お弁当を食べに行ってる。
「菜ノ花。お弁当ちょーだい。」
「100円。」
「はい。いつも通りありがとう。」
「なんでいつも私にねだるのよ。学食とか購買で買いなさいよ。」
「嫌だ。」
高等部に上がってから、給食がなくなり、昼食を自分で取らなければいけなかなったのだが、私は、普通に料理が出来るので昨日のあまりを詰めた簡単な弁当でいいかなと思い自分の分と後は、一昨年から作っていたあいつの分だけでいいと思っていたのだが、蓮華がわがままを言って、弁当を作れと言いだしたのだ。お金は、払うからと言われて仕方なく引き受けてしまった。
「いやだ。菜ノ花のご飯美味しいもん。ママより美味しいもん!」
わざと少し幼稚な、喋り方に変えて駄々をこねる蓮華。ママよりうまいは、紫苑さんに失礼だろ。蓮華のわがままは、なんか聞いちゃうんだよな、やばいな、連帯保証人とかも引き受けちゃいそう。まぁそんな時は、殴って友達やめるけど。さて後二つは、もうちょいで渡せるかな?
「菜ノ花。弁当。」
来たな。薄汚れた緑と紫が教室を窓から覗きにこんだ。