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爆縮と体温の機知(4)

混合と想像

ガラクタの山に

ただ煌めく物を見る

繋ぎ合わせを想像して

無い物を作れると

胸が高鳴る

本来あるべき形とは違う形

本来あるべき形を補強する形

想像の星空に

楽しみ以外の感情は入らない

外側と内側の合作

本来の形と形無しを

混ぜ合わせていく

どちらも無いと楽しくないのだ


誰かの正しさと

誰かの正しさは

混ぜ合わせてこそ

面白いのだ

誰かの誤ちと

誰かの誤ちは

混ぜ合わせてこそ

楽しいのだ

一つだけを持つよりも

いくつも持って良いのだから

誰かの一つに

何かを言って

混ぜ合わせることを

面白いと言いながら

楽しめば良いのである


命は僕等が持っている

たった一つの物だが

その一つと一つを混ぜ合わせたから

家族になったのだ

たとえ喜怒哀楽できることが

結果として生まれても

それを楽しむことが

生きているということだ

嗚咽混じりに吐きちらそうと

腫れ上がるほど泣こうと

顎が外れるほど笑おうと

一つが混ぜ合わさって

生まれた物であることに

違いは無い


ストレスフリーを言われて

納得している人が居るけれど

裏を返せば

いくつか楽しめない事柄が

出てくるのである

「だったら、書いてみろよ」

なんていう経験の話をしながら

ストレスがかかることは要らない

と言っているのと同じ

その内

悲しんだことの無い人間が

あれは、きっと悲しいと思う

とか、言い出すんだろう

それが普通になるんだろう

「だったら、悲しんでみろよ」

なんて

僕は言いたくは無い





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