夢
三成「なに唸っているんですか?」
「へ?」
三成「少し目をつぶっていてくださいと言ったら、寝てしまったみたいですが。嫌な夢でもみましたか?」
「え?」
三成「あ!動かないでください!」
「俺、殺されたんじゃっ」
三成「なんのことです?」
「あ、夢か。」
てっきり、俺のことを狙っていたのかと。
三成「私はそんなことしませんよ。余程のことがない限り。」
「で、これはなんですか?」
三成「え?それですか?」
「はい、それです。」
三成「これは十二単です。それ、来てください。」
「はい?」
三成「実は、私作家をしていまして。それのアイディア?になると思いまして。」
「あー、いいですよ。」
びっくりしたあ。
三成「あの、ポーズ、こうしてください!」
「了解です。」
三成「ありがとうございます!」
「・・・」
信長「お!やってるなぁ。」
「兄さん!」
信長「あはは!似合ってない!」
「はぁ?」
三成「動かない!」
「はいー!」
政宗「ぶふっ!おかし!」
「お、お前らー!覚えとけよ!お前らのほうがよっぽど似合わねぇわ!」
政宗「俺は似合わねぇけど、三成は似合うよな」
「ふーん。」
三成「はい、恐縮ながら。」
信長「キモい。」
「うっせぇよ!黙れや武将ー!俺を信仰しろや!血なまぐさいぞお前らー!」
三成「は?」
信長「真琴?」
政宗「お前、そんな口俺にとってただで済むと思うなよ。」
三成「あなたの夢のように殺してあげましょうか?」
「すみませーん!」