人斬り
「んー!甘い!」
三成「やはり、ここの団子は町1番美味にございますね」
幸村「あ、あれ?」
あ、丸が起きた。
幸村「三成……すみませんでしたぁ!」
怯えてそう言う丸に、三成はくすくすと笑う。
三成「もういいですよ」
幸村も団子を食い始める。
店長「あれ、三成様。いつもご利用ありがとうございます」
三成は、いえいえと返事をする。三成はここへ何回か来たことがあるのか?
店長「三成様、このごろは人斬りが増えております。どうかお気をつけ下さい」
人斬りだって?人斬りとは、あの人斬りか?そんなの、めちゃくちゃ怖いじゃんか。あ、そうだった、俺神様だから死なねぇんだったわ。
三成「ご心配ありがとうございます。では失礼しますね」
こうして俺達は団子屋を後にした。
幸村「人斬りか。物騒なこった。城下町も夜となったら危ないものな」
三成「だな。真琴さん、夜は決して安土城内にいて下さいね」
「わかった」
やはりまだ、新選組などがないから安定していないのか。俺(神様)がいるというのに。
「丸、さっき行きたいところがあると言ってたけど、行きたいところってどこ?」
幸村「それは、ここ」
そうして来たのは、剣が売っているところ。俺に剣を買ってくれるのか?
幸村「俺が剣術を教えよう。どうにもお前には弓道は向いていない」
最後に星マークでもつきそうなくらいにきっぱりいいやがったこいつ!俺に才能がないって言ってるぞこいつ!平成だったら人権侵害になるぞお前!神様にそんな口きいていいのかお前!天罰くらうぞ!
三成「この剣とかはいかがでしょう」
幸村「それはいいな。それにしよう」
え?え?え?なんかいつの間にか決められてるんですけど。俺が決めてはならないのですかぁ?
三成「では帰ろう」
いや帰るんかーい!はやくないかい?帰るの早すぎない?あれ、早送りしてます?
幸村「城に帰ったら、早速使ってみるといい!」
三成「まずは竹刀からでしょう!」
幸村「あぁ、そうか」
信長「おかえり真琴!」
「ただいま兄さん」
兄さんが俺目掛けて走ってきた。
信長「きいてくれ!明日から、少し旅行へ行く!」
旅行か。箱根とかか?
信長「俺と、政宗と光秀で行ってくる。だから、安土城は秀吉に任せる。真琴は残っていてくれ」
「……うん」




