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大切なものをなくした気がする  作者: 時園 るい
2/3

睡魔には誰も勝てない


そうだ…僕は……あれをやっと掴み取って………





「いや、起きろよ!!!

さっきにぃーちゃん自分で目覚まし時計止めたよね?!

にぃーちゃんが起きないと私も学校遅刻しちゃうでしょ!寝ぼけてないで早く起きて!!!」


眠そうに目を開けた少年の目の前には

身長150センチ程のショートカットの少女がいた。


「うるっさいな…中学生にもなったんだから、学校くらい1人で行けよ………」



何かもう少しで思い出せそうだったのに。


この舌ったらずなうるさい妹は咲[サキ]。

中学1年生。

勉強は出来るが頭が悪いとはこの妹の事を言うんだろう。


「何1人でぶつぶつつぶやいてるの!おにぃーちゃん寝すぎで頭とけちゃったの?!」



「そうだね。おにぃーちゃん頭とけちゃったみたいだから、もう一回寝るね。おやすみ………」



「はぁ?!?!おにぃーちゃん?!?!ちょっと?!?!」



サキの努力(?)も虚しく、僕は再び眠りについた。

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