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自分語り

作者: 蝶代花代

一日一つ、詩を書いてみることにしました。

憂鬱な気分に襲われた時、それを文章に起こすことが、私にとっても癒しに繋がると思ったからです。

詩って難しいですね。思ってることの10%も書けていない気がします。だからまた書きたくなるんですかね。まあ、お暇な時に、読んで頂けたら幸いです。

私は皆とどこか違った

どこと聞かれても分からない

分からないのが私の欠点


全部私が悪いから

上履きは汚され 地に捨てられる

全部私が悪いから

誰も私と遊んでくれない

誰も私に笑ってくれない


私って馬鹿だから

当たり前の事ができない

私って馬鹿だから

教わって初めて気づく

身体の臭い

持ち物の汚さ

向けられた視線の意味

無価値な私


馬鹿な私に

教えてくれてるんだ

早く皆に追いつかなきゃ

仲間にいれてもらわなきゃ



馬鹿だった私 ようやく気付いた

馬鹿はあいつらだってこと

無理に馴れ合う必要は無い

私は独りでも生きていける


持ち物を汚されても

病原菌にされても

誰に守ってもらえなくても

友達なんていなくても死なない

独りで生き延びてやる



致命傷とまでは言わないが

それなりに傷だらけの身体

それでも両の足で立ち

両の足で生き

両の足で這い上がった地上には

傷を癒せる陽だまりがあった

同じく傷ついた者たちを見た


その陽だまりを守りたくて

傷ついた者を癒したくて

強くなりたくて訪れた場所に

真人間の顔した屑がいた


屑共は私の古傷を探り

こぞって石を投げ付けた

信じた私が馬鹿だった

唾を吐き捨てて出て行った



幾つか傷が増えたけれど

「侮辱された人間」ではなく

「負けなかった人間」になりたい

いつか陽だまりを作りたい

他でもない この両の手で

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