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詩集 迷い道

闇のカケラ

作者: 小日向冬子

ごめんなさい

上手く笑えなくて


ごめんなさい

いつも苦しい顔してて


ごめんなさい

普通に生きることさえできなくて


がらんどうの空間

たったひとりで

ポーンと放り出されて


いくらもがいても

地面に足がつかない


今にも

叫び出してしまいそう



おかしいね

誰ひとり

わたしを責めたりしないのに

何度も聞かずにいられない



生きていてもいいですか


ここにいてもいいですか


こんなわたしに

ほんとうに価値はありますか




あなたは笑ってくれるのに

闇のカケラはなくならない


いつだって

わたしの心を暗く照らし続けている

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― 新着の感想 ―
[一言] 羽虫が炎に飛び込みます。闇に惹かれる心があります。滅びからの甘い誘いでしょうか。
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