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1 始まり

運命の恋って信じますか?ほとんどの日本人は笑うのではないかな。「運命なんて夢物語だ」って。だけど思う。「運命だったんだ」そう思えるような情熱的な恋ができたら幸せだろうなって。死ぬまで寄り添っていたい。一生かけて幸せにしたい。この世界の何人くらいがそんな恋にであったことがあるのだろうか。






「あ~~~!もうくたくた・・・・・・」

朝から夕方まで体力勝負した後はひたすらデスクワーク。そして気がつけばいつも残業。

「保育士なんてただ遊ぶだけで金貰うんだろ~~?楽な仕事でいいよな!」

数年前合コンしたとき、あるばかな男がいった。相手の女性は全員保育士だったのにだ。案の定女性陣に袋叩きされていた。ただ見ているだけでいいわけがない。家庭をもたれている方なら分かるだろうが、子供っていうのは本当に大変だ。ちっとも思う通りにはしてくれないし、我が儘だし、手がかかる。一人でも大変なのだが、保育園では30人単位でみなくてはならない。トイレに食事にケンカに涙。毎日大騒ぎである。それでも保育士として過ごすのは子供が見せてくれる純粋さや笑顔にたまらなく幸せを感じるからだろう。

「う~~それにしても久々クレームきたなぁ」

最近は変な保護者が本当に多い。真剣に「うちの子だけをみてください!」といい、「うちは子供の自主性を大切にしてるんです」と園にお菓子を持ってくる子供を養護し「子供は怒ったらだめなんです!」といいだす。そして意外な事に、高学歴な保護者に多いのだ。頭がいいうえに弁もたつし、影響力も強いからたちも悪い。一体学校で何を感じ学んできたのだろうか。友達とどんな風に付き合ってきたのだろうか。薄っぺらい関わりしかしてこないからこんな独りよがりで我が儘で視野の狭い発言をするのだろう。だが、保護者と信頼関係がうまく結べてない自分の落ち度もある。反省もせねば・・・・・・


「あ~プライスレス!!!!」

うだうだと考えていた頭も酷使した身体もお風呂に入ると飛んでいく。生粋の日本人である私にとって、本当に至福の時である。

「さぁ今日はビール飲んだ後この前もらった焼酎飲もう♪」

お風呂上がりの一杯はたまらない。Tシャツにショートパンツというラフな格好に着替え、ビールを一本と焼酎、氷、つまみを用意する。さてビールをのもうと手にとった瞬間バチン!!電気が消えてしまった。

「え~~~~!!」

ため息をついてブレイカーを上げようと机を支えに立ち上がろうとするとパーン!と今度は目映い光が爆発した。




「もう!いったい何なのよ!!」

何度も瞬き、ようやく光になれ見渡すと、薄暗い部屋の中央に座り込んでいた。床には映画にでてくるような魔方陣が描いてあり、それを囲むようにして無数のろうそく。そして周りには黒いローブをまとった怪しげな人たちがいる。


いっきに周囲の環境が変わりすぎて理解できず、呆然としてしまうのは致し方ない事と思う。普通「夢か」と思うのではないかと思うが、感じる冷気とカビの匂い、そして落ち着こうとするとき無意識に爪をたてる腕に痛みを感じ、これが現実と知らしめる。



「##&&%¢£☆★§#′&§§□%##$¥℃$#♀♂∴¢?」

「♂$♀¢§△∴?♂¢§¢※#$♀△!!!!」

黒いローブの人たちが会話をしているのだが言葉が分からない。黒ローブの一人が近づいてくる。その時遠くの方からバタバタと複数の足音が聞こえてきた。黒ローブの人たちは一斉に隠し扉のような所へと逃げていく。一人が近づき私にローブを被せ手を引っ張ってくるが、緊張で体が固まっていた私はすぐに転んでしまい、その男は舌打ちとともにさっていく。

扉が壊れれる音がして振り返った瞬間目の前に刃物がきらめく。


「ーーーーヒュッーーーー!!!!」


本当に恐怖を感じると声すらでてこない。ガタガタと震える体を抱きしめながらズルズルと後退りをしようとするがすぐに捕まり力任せに引っ張られる。

「$※♀△#$♀※¢#%!?」

何?と聞き返すよりも早く剣を持ちかえ柄の部分でドンと腹部を強打され意識が遠のく・・・・・・


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