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浅羽☆夢想 001

みなさまこんにちはチェバレンと申します。

この小説をお読みになっていただき、誠にありがとうございます。

はじめて、いわゆる処女作ですので読みづらい点が多々あります、

かなりお暇なときなどにお気軽に|_・)チラッしてね!


浅羽裕太(あさばゆうた)は語らない、


ただ静かにそこにいる。


クラスでも浮いた、物静かなやつというポジションを与えられている。


彼は当然体育にも参加しないし、運動会やイベント関係にももちろんでない。


体が弱いとかで、あまり活動的なところは見たことがない、


髪は地毛の茶色、おもしろいほど、なで肩で、身長181センチ、


凛としたそのクールな顔立ちは、一部の女子から人気があるらしい。


浅羽はいつも教室の片隅で本を読んでいる、


羅生門からハルヒまで、正岡子規から支倉凍砂まで、


すべてを受け止め、読みつくさんとばかりの乱読家である。


電撃が多いのは気のせいということにしておこう。


成績は相当なものらしく、よく名前が日の目に当たっている、


本当にライトノベルで勉強しているのかと疑わざるをえないほどだ、


友達は居ない、


一人もだ。


凍り付くような雰囲気、近づいたら霧散してしまいそうな儚さは、


誰も近づかない、


誰も近づけない、


もう誰も必要としていないかのように。











浅羽の詳細を、なぜこんなに知っているかって?


なぜこんなに考察しているかって?


加熱で冷徹で鋼鉄な春休みが終わり、


ほんわり世の中に浸っていた今日この頃、


僕は、私は、浅羽を見ていた、


何気なく、LOOKではなくSEE、


毎日恒例浅羽ラノベチェックだ。


どうしてだろう、なぜ気づいてしまったのだろう、


今思うとなぜ彼を見ていたのだろう。


私は気づいた、


浅羽裕太のライトノベルの表紙の女の子が、











私そっくりだった。

















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