第82話:ミコトのメモ(勇者と魔王まで整理)
~ミコトのメモの最新内容~
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◆派生世界
『こちら世界のコピーなら、生命の母星は地球のはず』: 済
・全く別の星。銀河も異なる。
『気候や1日、1年の長さは、こちら世界の地球と同じはず』: 済
・選んだ星の自転と公転の周期による。気候は地軸の傾きと気流・海流によって左右される。
『時間の流れの速さは、こちらの世界と一致するのか?』: 済
・派生世界の誕生から1万年程は1000倍の速さで進む。
・こちらの世界の時間に追いつけば、こちらの世界と同じ時間の速さになる。
『こちらの世界の地球と生態系は同じはず』: 済
・地球の1万年前の生態系と同じ。
・人間が品種改良した生物は存在せず、逆に地球ではすでに絶滅したマンモスなどの生物が残っている可能性がある。
『文明水準はこちらの世界の現代と同程度なのか?』: 済
・地球の1万年前の人類。文明と呼べるものは存在しない。言葉はあっても文字はない。
『異世界の人類の種類は人間だけ?』:済
・ヒトネ(人間)、エルフ、ドワーフ、オビト(獣人)、ポックルが標準で存在。
・管理者により他の種族が追加されることもある。
『生命に寄与する要素の追加に、副作用はあるか?』:済
・管理者が世界に介入すると、世界が拒絶反応を示し、レジストが必ず産まれる。
◆ルナティア
『どんな恒星と母星か?』:済
・母星の名は「ヤマト」。地球とほぼ同じ大きさ・質量・重力を持つ。
・公転の中心にある恒星は「ヒムカ」。地球の太陽の約10倍の質量を持つ大型恒星。
・ヤマトには実体を持つ大きな衛星が1つあり、潮汐や重力に影響を与えている。
・他にも小さな衛星が複数あるが、実体にするほどの影響はない。
『母星の公転の間隔、自転の間隔は?』:済
・ヤマトの自転周期は地球よりわずかに遅く、1日あたり約10秒長い。
・公転周期は3601日。これを「1環」と呼び、10年+1日で構成される。
・この1日のズレは、「環」の始まりの年に調整される(その年の最初の月が31日になる)。
『時間の単位はどうなっているか?』:済
・秒・分・時間・日の定義は地球と完全に一致している(“秒”は地球の定義に準拠)。
・1週間=7日、1か月=30日固定、1年=12か月=360日。
・1日あたりの10秒のズレは、1年でちょうど1時間になる。そのため年始の日だけ25時間にして調整している。
・1から設計されているため、地球と異なり“悪しきレガシー”のない、無駄がなく整っている印象。
『どんな地形か?』: 済
・「亜大陸イザナヴィ」は、“島”と呼ぶには広く“大陸”と呼ぶには狭い規模で、南北を山脈で隔てられている。
・北部は荒れ地で、魔族の生息地。大小の島が点在している。
・南部は肥沃で、人類の生息地。
・現在、把握できているのは亜大陸イザナヴィの南部のみ。それ以外は現地で確認する必要あり。
『どんな気候か?』: 済
・昼夜の長さや気温は年間を通して一定。
・花や作物が一年中育つ温暖な気候。
・当初は海流や気流の変化によって四季のような変化があったが、現在はなくなっている。
・現在、把握できているのは亜大陸イザナヴィの南部のみ。それ以外は現地で確認する必要あり。
『生物の分布は?』: 未済
『文明レベルと社会構造は?』: 済
・地球に比べ、約1000年前程度で、まだ剣が意味を持つ文明。
・ヒトネ(人間)の国家は大国が三つ、小国が十ほど存在する。
・王族も貴族も存在せず、政治を司る名家が存在する。
・名家の跡取りは世襲だけではなく、能力の高い者を世襲より優先して養子に迎える仕組みがある。
・他の種族も、地形や居住地の関係で2~3の国に分かれている。
・亜大陸イザナヴィから外へは進出できていない。まだ海を越える技術がない。
『人類の種類は?』:済
・ヒトネ(人間)、エルフ、ドワーフ、オビト(獣人)、ポックル
『レジストとその状況は?』: 未済
・観測されているレジストは「巨大なワーム」「魔族」「魔王」が存在。
・推測されているレジストは「魔眼」が存在。
・魔族の勢力が拡大しており、人類はかなりの劣勢。
・魔王は剣聖などの武聖が天敵となっている。
・魔眼の詳細は不明だが、対策はある。
『生命に寄与する追加要素』: 済
・スキルシステム
『スキルシステムの詳細』:未済
・「ステータス」と呼ばれる情報群が存在。
・ステータスには「善悪」情報があり、行動が自動で評定される。
・「善悪」には5段階(ライト、ブルー、グリーン、レッド、ダーク)の階級がある。
・「ライト」が最も善側で、「ダーク」が最も悪側。
・「善悪」の状態によって、使えなくなるスキルが存在する。(「案内人スキル」はブルー以上が条件など)
『スキルシステムとアビリティシステムの違いについて』:未済
・名称からして区別されているが、実際の機能や用途の違いは明確ではない。確認が必要。
◆異世界転移のしおり
『行き先』:「派生世界ルナティア」のヒトネの漁村「イース」が見える場所です。
『人数』:1人
『出発日時』:異世界転移を承諾してから7日後(168時間後)。希望により早めることもできます。
『到着までの時間』:一瞬です。
『帰還日時』:帰ってこれません。
『荷物は持っていけますか?』:持っていけます。
『荷物の大きさ』:1辺が2メートルの立方体に、身体を含めて入るまでです。
『荷物の重さ』:100kgまでです。
『持っていけないもの』:放射性物質、病原菌、大量の麻薬、大量の毒物、動植物などの生き物(植物の種は除く)、生もの、大量の金、大量の白金。
『異世界側のサポート』:引き続き「案内人スキル」を付与できます。危険な魔物や生物がいない地域に転移し、数日分の食料と30日ほど暮らせる分の資金を提供します。
◆魔族
『魔族の種類は?』:済
・大きく「下級魔人」「中級魔人」「上級魔人」「魔王」の四階級に分かれている。
・「下級魔人」は、くすんだ緑色の肌で、身長155cm程度。魔物のゴブリンと見分けがつかない見た目。
・「中級魔人」は、さらに濃い緑色の肌で、身長170cm程度。魔物のホブゴブリンと見分けがつかない見た目。
・「上級魔人」は、光沢のある深緑の肌で、身長190cm程度。顔立ちは人に近づいていて、手足も長い。
・「魔王」は、光沢のある黒に近い緑色の肌で、身長200cm超。手足は上級魔人より太い。
『人類と魔族の違いは?』:済
・魔石のみを食料とする。そのため、消化器官など内臓が簡素で致命傷になりにくい構造を持つため、負傷に強い。
・知能は低いため、自力でのアビリティ使用回数は少ない。
・魔石を消費して、アビリティを使うことができる。
・善悪ステータスは存在しないと考えられる。
『魔族の社会は?』:済
・軍隊の様な縦型社会。
・自ら新しい技術を生み出す知能は持っていない。
・人類が生み出す新情報・新技術を、即座に略取できる仕組みを持っている。しかし、戦場の情報は対象外。
・人類から盗用した情報・技術を、人類より早く種族全体に広めることが可能。
『魔族が海に進出しない理由について考察』:未済
◆勇者と魔王
『勇者の誕生』:済
・ルナティアの管理者サイドにより選定される。
・管理者フィアナにより案内が届く。
・善悪ステータスはライトであることが条件になっている。
・種族、性別、生い立ちなどを変えて、色々な条件で試行された。
・案内人スキルが付与される。
・多くのスキルポイントが与えられる。初代~9代目までは3000ポイント。
・9代目勇者が1000ポイント程度しか使わずに過去の勇者より大きな成果を上げたため、管理者サイドは以降1000ポイントが適切と判断し、10代目の先代勇者は1000ポイントの付与となった。
『勇者の力』:済
・案内人スキルを軽視する傾向が強く、「会話」「周辺把握」「解析」「他のスキルを扱える」といった案内人スキルの高機能をほとんど活用していない。
・多くのスキルを取得するが、善悪ステータスの降格によってスキルが使えなくなることがある。
・特に、善悪がライトでしか使えないスキルは要注意。
・勇者に限らず、自力でも得られる武術系などのスキルは、厳しい修練によりスキルを超える技術を身につけることが可能。
・各種族から一人ずつ選ばれた英雄が仲間となり、勇者一行が結成される。
・聖女、武聖も仲間となる。
『魔王の誕生』:済
・勇者に相対して生まれるレジスト。
・魔王が生まれると勇者が誕生すると、ルナティアの人類は逆に理解している。
・勇者が取得したスキルに相対するアビリティを持って生まれる。
・案内人スキルに相対するアビリティも、持っていると考えられる。
『魔王の力』:済
・善悪ステータスによってアビリティが使えなくなるということは無さそう。
・案内人スキルに相対するアビリティを、しっかり活用していると考えられる。
『勇者と魔王の歴史について』:済
・勇者、魔王共に10代の歴史がある。
・初代~8代勇者までは、勇者一行と魔王が壮絶な戦いの末に玉砕していて、勇者一行はほぼ壊滅している。
・9代目、10代目の先代勇者は、勇者が魔王を倒していて、勇者一行は全員生存している。
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次話より、第8章を始めます。
進みが悪くてすみません。
これよりタイトル回収に入っていきます。
ここまで読んでくださった皆さまに、心より感謝いたします。
最後まで見届けていただければ幸いです。




