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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

呪い

作者: 雲

蛾と暑さで眠れない少女はリビングで水を飲むことにしました。

リビングでは少女の母の膝で女の子が眠っていました。

少女のお父さんは紅茶を飲んで後ろにはメイドがいました。

少女は一緒にリビングで寝ている女の子を除き家族と楽しくお話しをすることにしました。

そしてすこし経つとその日突如きた来訪者によって殺されました。

しかしゆういつ生き残った女の子はある呪いをかけました。

来訪者は何日かご滅多刺しで死んでいました。

人を操り殺したのです。

さらに数日後首を吊た女の子の死体がありました。


僕の妹は病弱だった。

ずっとベッドで寝ていて家の外に出たことはなかった。

片親でお母さんは働いていて自分が世話をすることが多かった。

特殊な学校を通っておりずっと家でお世話をしていた。

ありがとうと妹は言うけど本当はごめんそう言いたいんだとなんとなく思う。

姉のことを医者に診断してもらったことがあるが治るどころか原因がわからなかった。

お母さんはこれを呪いといい罰といった。

どうして大人の罪を償わないといけないんだろう。


嫉妬からか少女の妹は殺した来訪者だけではなくその家族まで不幸にしました。

交通事故にあったり、火事にあったり、そして生まれてくる子供は病弱で18の誕生日で死ぬと夢のなかでそう少女の妹は言いました。

偶然では片付けられないことが起こってるためお腹の子供を含めお祓いをする事にしました。

でも手に負えないと断られ、やっと受けてくれる人が見つかりお祓いをしていると、急に叫びだし不気味な笑顔で頭を壁にぶつけはじめました。

いまでも壊れたおかしなことをいい暴れたりを繰り返しているらしいです。


ひとつだけ妹を助ける方法があった。

それはとある家族を殺すことだった。

でも僕はそれが出来ない。

幸せそうで皆んな優しい人だったから。

僕は嫌なことはないかひたすら探した。

でも欠点などあっても人を傷つけるような話しは聞かなかった。


そして妹は夢のなかでの話しを僕にした。

ある家族を殺せば助かると言うものだった。

夢の中では動けたらしく。

家の外にいてナイフを持っていた。

妹は殺さなかったという。

なぜかというと。

幸せそうだったからと言った。

幸せになりたくないのと聞いたら。

私はもう十分幸せだよと応えた。

ねえもしかしてお兄ちゃんもそうだったの。

だから今まで苦しんでたんだ。

お兄ちゃんて優しいもんね。

人が悲しそうだと一緒に悲しんでくれる。

楽しそうだと嬉しそうにしてくれる。

違うんならいいんだけどもし本当にそうなら殺さないで。

お兄ちゃんが人を殺すのなんて見たくないし十分幸せだから。

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