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第1話 ツイフェミの日常と過去

 ツイフェミの小説始めます!

 これから、どう馬場が変わっていくのか!?

 こうご期待!

 私は馬場加代子ばばかよこ、ツイフェミだ。

 今回、アニメキャラクターが性的搾取と言うことで、デモ行進をしている。

 ツイフェミの皆はその為、騒ぎを起こして道行く人に声をかけて歩道を占拠している。


「性的搾取をやめなさい!!」


「女性の性的消費に! 反対!!」


 そう何時ものように、私はこの活動をしていた。

 だけど、あんなことになるとは夢にも思わなかった。

 何で、ああいうことなるかは全く持って可笑しいと思い。



 私は、今家のテレビを見ていた。

 煎餅を食べながら、ゴロゴロといつものようにスマホでネットサーフィンをする。

 何か、デモをするネタがないかと見てみても、そこには大してものはなかった。

 すると、テレビから緊急速報として、ノーベル学賞をとったと言うニュースがながれる。

 見てみるとそこには、多次元力学の教授、佐藤良さとうりょうが写っていた。


「いや~しかし、今回の研究の発表は素晴らしいものでした! あんな物が、実際に作れるとわ! 本当に佐藤教授は天才ですね!」


「いやいや! 別に、大したことはないよ! 我々研究者としては、結果を出すのは当たり前のことですから」


 私は、そんな教授を見て、何だか嫉妬してしまう。

 何で、私は何の取り柄もなく、OLなんてものにしかなれないのか。

 それは、女性蔑視ではないかと。

 何故なら、女性が教授になったりしたことがないし、そもそも支えてる妻がいたりしてるのに。

 本当に、世の中不公平だし、男女平等な社会はいつ来るのか。

 そんなことを思いながら、ツイッターを開いて今日もフェミ活動に勤しむ。

 だが、そこにはいかにも露出度が高い女の子のキャラターがいた。

 そのキャラクターは、アニメのものであったが、私は一目見て女性蔑視していると感じて、ツイッターその内容を書き送信する。

 そして、そのツイートはみるみるうちに、拡散されてそのアニメ自体が放送中止に追い込まれ、私はそれを皮切りに歯止めが効かなくなった。

 


 その翌日、ツイフェミ仲間から集合してとあるVtuberのデモ行進をやるとリプがきて、いまにいたるのだ。

 これは、アイツらオスどもに報復するための行動。

 決して、悪いものではないと。


「性的搾取だー!!」


「女性を下にみてるー!!」


 そのツイフェミ仲間の声は、町中に響き渡り、警察なども来る羽目になる。

 その為か、人がごった返しになり、大パニックを引き起こした。

 これを後に、ツイフェミの乱と呼ばれているとかいないとか、ツイフェミの中ではそう言われている。


「君たち! やめなさい!!」


「警察のかた! このキャラクターは、環境型セクハラしてるんですよ!」


「そうよ! そうよ!」


「私たち女性を物としか、見てないわ!」


 それぞれ、ツイフェミ仲間は意見を発する。

 だが、警察はそんな私達を見て、やめなさいとしか言わない。

 だが、これがツイフェミの一人一派という特徴だ。

 その為、ツイフェミは、そのことで揉めたり時には仲間すらも倒してしまう。

 自分が、良ければいいと言う集団なのだ。

 だが、私はこの集団を辞める訳にはいかない。

 だって、学校にいる時、私は容姿をよくからかわれてこうなってしまったのだから。

 そうあれは。

 私が、小学生の時。

 その地獄を味わっている頃のことだ。



 私は、よく男子にブスなおばさんと言われていた。

 それは、見た目だけだったが、オスガキと言うのは残酷で。

 自分が、よくないと思ったことは徹底的に排除しようとする。

 だが、小学生男子ってのはそんな酷いことを平気で言ったりやったりする性別なのだ。


「おい! ブスなおばさん!」


「おばさんのくせに、学校来んなよな!」


 そんな理不尽極まりない、悪口を言われて私はつい泣いてしまう。

 あの時は幼かった為か、反論する気持ちも、精神も持ち合わせていなかった。


「止めてよ……うぅ……うぅ……」


 それを見て、クラスの女子は私に手を指しのべる。

 やはり、オスどもと違って女性は立派である。

 だから、女性がこの国の権力を持つべきだ。


「大丈夫」


「ちょっと! 男子! 止めなよ!」


 それを言われて、クラス男子達はちょっと顔をひきつらせていて。

 とてもじゃないが、先ほどのテンションにはならなかったようだ。

 だけど、全く反省はしてなくて、更に私に追い討ちをかける言葉を浴びる。

 自分がいかにも、正義の使者のように振る舞い。

 まるで、正義のヒーローかのように。


「はぁぁぁ!! 俺らが悪いってのかよ!」


「それに、コイツ俺らに普段偉そうに言ってきて、ウザイからその気晴らしに言っただけだっつーの!」


「そうだ! そうだ! コイツが、いちいち言ってくるのが悪いんだよ!」


 クラスの男子と女子は、それぞれ対立してしまい。

 まさに、一触即発の雰囲気。

 クラス中が、お互いに主張し始めてしまった。

 だが、教室の引き戸が開けられる。

 男子は、先生が入ってきたことに気が付かず、小突かれる。

 おもっいきり、ゴツンといい音をたてながら。


「おい! なにやってんだ!」


「いて!」


 そのクラスの男子は、結局先生に怒られて居残りさせていったけ。

 だけど、その後クラスの男子は全く反省せず。

 私に、脅迫してきたり、嫌がらせをしていたのは今でも覚えてる。

 それは、『今度、俺らに逆らったらいじめるからな!』と言う脅し文句を言われたり、その後ひたすら悪口言われ、ものを隠されたりなどが続いた。



 その為、今でも男が憎くてしょうがない。

 憎くて憎くて、本当に鳥肌が立つ程に大嫌いなのだ。

 おかげで、私はツイフェミと言うなの鬼になってしまったのかもしれない。

 40歳にもなって、本当にどうしようもないと思うも、やはり男どもの嫌な思い出を思い出すと、腸が煮えくり返り、ついやってしまう。

 あの時、毎日トイレで泣いて、孤立していたため便所飯をした恨みを忘れない。

 その性か、私は男が好きなキャラクターや女性を見ると潰してしまい、悔しそうにする男を見るのが快感になって、ついつい気持ちが良くなる。

 その落ち込んだ顔を思い出すと、せいせいして今までの嫌な事があったことなどもどうでもよくなる。

 だから、本当は男女平等などはどうでもいいのだ。

 気分をよくする為に、ひたすら男には気分を悪くなってもらおうと思う。

 今まで行われた屈辱、絶対にオスどもに仕返ししてやろう。


「やめなさいって!!」


 そう、警察に言われても私達ツイフェミは止まらないのだ。

 そう!

 男どもの恨みに憎しみ、そして……復讐をかかげて!

 さあ!

 私達、ツイフェミは女性の為……いや!

 私達、ツイフェミが幸せになり、男どもが不幸になって同じ苦しみを味合わせるため!

 その為だったら、手段をとわない。

 たとえ、誰からも愛されなくても。



 そして、警察を退けながら私達はプラカードを持ち、男どもに私達ツイフェミの実力と言う奴を見せつける。

 その活動は、私達ツイフェミの生き様そのものだから。

 だが、この時気が付くべきだった。

 この事がきっかけで、私はろくなことが起きないと。

 そして、これから起きるくそみたいな現実が待ってい ることに。


「おい! ツイフェミども! お前らの性で! お前らの性で! 俺の好きな、Vtuberアースちゃんが配信止めちゃったじゃないか!」


 私は、そんな事はどうでもよかった。

 コイツら、オタクは正直言って、気持ちわるいだけだし。

 それに、私達ツイフェミの方が社会的にも上だからだ。

 だって、ツイフェミは昔から存在してる。

 しかも、欧米にも仲間が大勢いるからね。

 だから、つい私はこのオタクに言ってしまった。

 とんでもない、酷い屈辱的な悪口の数々を。


「きさまぁぁ!! 許さねぇぇぇ!!」


 そのオタクの男は、刃物を取り出して、こっちに突き付けてきた。

 私は、その光景を見るや、体が震える。 

 そのオタクは、もの凄い顔でこちらを睨み付けたこともあるが、それ以上に刃物が思っていたより大きいので。


「ひぃぃぃ!」


 他のツイフェミ仲間は、その光景に驚いて後ずさりをする。

 そしてその悲鳴は、町中に響き渡る。

 周りも、おかげでそのことに気がつくも。

 通っていった人達は、私達ツイフェミを無視して、知らんぷりをかます。


「誰だ! アースちゃんに批判した奴わぁぁ!!」


 私はヒビリもせずに、そのオタクの男に堂々と私がやった事を告げる。

 何故なら、オタクなど底辺の男で。

 私達ツイフェミには、劣るに足らない存在でしかないから。


「私よ! 何か悪いの!? あんたら、気持ち悪いのよ! そんななりして、女の子と付き合えると思ってんの!? あんたらみたいな、キモオタわ……」


 私は、それを言いきる前に腹に激痛が走る。

 とてもとても痛かった。

 よく見ると、私の腹に刃物が刺さっており、その光景を見たツイフェミ仲間は悲鳴を上げる。

 それは、なんとも言えないもので。

 今すぐにも、倒れそうな気分になる。


「キャァァ!!」


 そして、私は段々と倒れていき、視界がどんどんと狭くなり真っ暗なっていく。

 体温も下がっていき、呼吸も乱れていく。

 なんで、こんなことになったのかも分からない。

 この男は、何故アニメのキャラなんかに思い入れがあるのかも、決して想像もつかなかった。

 所詮、創作物なのに。

 そう思いながら、完全に意識を失い、真っ暗な空間にいた。

 だけどこれは、これから起きる最悪な出来事のほんの序章にすぎない。

 これから、私はろくな目に合わないのだから。

 ずっと、地獄の日々が続くことになるとは思ってもみなかった。

 感想、レビュー等お願い致します。

 励みになりますので!

 今回、ツイフェミを題材にした理由としましては、嫌われてる人間にもそうなる過去があるからと言うことです。

 しかし、だからと言って周りに迷惑をかけるのは良くないので、このような行いはしてはいけませんね。

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