○○脇役の異世界極上物語
皆さん、こんにちわ。俺は斎藤雅といいます!
歳は17歳で、平々凡々な高校生でっす☆
こんな俺には、超モテる幼馴染みがいる。
名前は神城龍夜。成績優秀スポーツ万能、イケメンで天然で鈍感。
そのことからわかるように、まわりには自分の容姿に自信のある(ビッチw)な女達がたくさんいて、ハーレム状態になっている。
まぁ俺も人のことビッチなんて言えないんだけどね!
その理由はあとでよろ☆
「雅、一緒に帰ろ!」
龍夜がわらわらと女達を侍らせて俺の所に来た。
(うっわ、俺すげぇ睨まれてるww)
「龍夜くぅん!そんな人放っておいてぇ私と帰ろうよぅ!」
「あっずるい!龍夜はあたしと帰るの!」
「違うわ!わたしよ!」
ギャーギャー騒いでる女達に、あわあわしていた龍夜が困ったふうに言った。
「俺、雅と帰りたいんだ。だから皆、その…ごめんね」
その言葉を聞いた女達はしゅん、と落ち込み俺を思いっきり睨んだ。
ぷっ!女共、あの顔はダメだろ!視線で人を殺せるってああ言うことだなww
「行こーぜ、龍夜」
「あっ、うん!」
俺がそう言うと龍夜はぱああっと笑顔で頷いた。そして教室を出ようとした時にちら、と後ろを見てみたら…。
そこには般若供がいた。
(ケッケッケ。やっぱりあいつらの顔おもしれー♪)
「龍夜~、別に幼馴染みだからって毎日一緒に帰らなくてもいいんだぜ?」
俺がそう言うと龍夜は焦ったように俺の両手を包み込み、顔を近づけて瞳を合わせ…
「違うよ!俺が雅と一緒に帰りたいんだよ!」
そんな必死な顔して言われるとなんか照れるな。だが…
「近い!そして手を離せ!」
「え、…っうわ!ごめん!」
ばっ!と勢いよく手を離したと思ったら、龍夜の頬が少しずつ赤くなっていく。…なぜだ?
少したった頃、何かに気づいたのか龍夜は横を向き、恐る恐る指をさした。
「…ねぇ、あれなにかな?」
龍夜が指をさした方向には、
よくファンタジー小説などにある勇者召喚の魔方陣みたいなものがこっちに向かって来ていた。
それに恐くなったのか龍夜が俺の腕を掴んで走り出そうとした。
「っなんかやばそう!逃げよう!雅!」
「ああ…っは!」
(いや、まてよ?もし勇者召喚だとしたらあの魔方陣の向こうにはもしや…キラーン☆)
雅は龍夜が掴んでた手を離し、逆に俺が龍夜を掴み思いっきり引っ張って…
「いや、突撃じゃー!!」
「えぇぇぇぇぇぇ!!!」
そうして俺達は魔方陣に呑み込まれ瞳を開けると、石造りなどこかの地下室っぽいところにいた。
「お待ちしておりました。勇者さ…ま…って、2人?」
見渡すと、さっき喋っていた神官みたいな人や…とっても好みな美形(男)達!!
よっしゃ!当たってた!ん?何がって?
ファンタジー小説などにある勇者召喚などには必ずといっていいほど美形が沢山いるんだよ!
実は俺、ホモなんだ。ちなみにネコだよ?好みのタイプは持ちろん美形!
龍夜?あぁ、まぁ顔は好みなんだけど純粋すぎてなんか…ね。手が出せなかったんだよ。
な・の・で!
この世界の美形共!俺が(性的に)食ってやるからピー洗って待ってろよー!
斎藤雅
17歳。172cm。
ホモで美形大好き!
神城龍夜
17歳。176㎝。
雅の幼馴染み。
鈍感で天然。そして純粋。