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黒と白

今日はなんだか空が明るかった。


不自然だな、もう午後10時を回ったところなのに。

と思い、俺はふとベッドの横においてあった目覚まし時計を手に取った。


俺の目覚まし時計は電波時計だ。


絶対に狂ってるわけがない。



しかし、時計は午後10時30分をしっかりと刻んでいた。




おかしい・・・と迷わず思った。


まず、家の中に異変があるか確認してみた。

いつものように家族がテレビを見て談笑している。

テレビの内容は、毎週午後10時30分から始まる鉄拳☆DASHU!だった。


至って変わらない。空が薄明るいことを除けば。



俺は、外に出た。



軽く家の周りを歩いてみる。

数分くらい経ったところで、前から人が走ってきた。


俺と走ってくる人は直線状に並び、あと少し経てばぶつかりそうな距離だった。



だが、俺はどかない。


右に避けたところで相手がもし俺に気を遣って左に避けたとしたら?

当然、「おっ・・」となり、恥ずかしい思いをしてしまう。


だからこそ、相手が左に避けるという思考を読み、まっすぐ歩く。


こうすれば、大抵の人間は避けてくれる。

大体、走っているのだから、思考は避けることでいっぱいのはずだ。


なんて、中二病くさいことをしつつ

俺は変わらずまっすぐ歩く。


自分の顔を相手に見せたくないもんだから

人が前からやってくると

癖で地面を見ながら歩く。


前から地面を蹴る音が聞こえる。


その瞬間


「ッ…………」


久々に痛みを感じた。

どこ見てんだよ・・・こいつ・・!


と言ってやろうと思ったが、そいつは


「すいませんっ!…見えてませんでした」

と慌てて答え、軽く礼をしてまた走って行ってしまった。



不思議に思った。


空は明るい上に、自分が今日着ている洋服はとびきり白い服なはずなのに



見えないわけがない。



さっきすれ違った人は、視力障害なんだったんだろうか。それとも

俺と同じで地面を見ながら走っていたのだろうか。


だとしたら、もう一切俺の前に姿を現さないでほしい。


非常に不快だ。





さて、家の周りを大体30分ぐらいだろうか


そのくらい経ってからまた家に戻った。

そして、外に出たことで得たものをまとめてみた。



・前から走ってきたあいつは消えろ。

・そいつは、空が明るいにもかかわらず、俺が見えなかった。


それから、いつも着ている学校指定のTシャツが全部黒になっていたことだな。



なんだか今日は眠い。そして、やけに目の辺りが痛い。

まぁ、寝れば治るだろ。



それでは、おやす・・・み












---------



初投稿作品でした。


とりあえず、思いつくがままに書いた結果がコレだよ!

読み返すと、自分の下手くそさに泣けてくるよ!

まあ、これからどんどん書いて

どんどんうまくなったるで!








とりあえず、性別書いていませんが

この男の子に降りかかった病というか変化はなんですかー?


というクイズ小説です。



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