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終章 未来へ続く虹の道

 時空銀河に、再び穏やかな時間が戻りました。


 アカシアは、時の始原宮へ帰っていきました。


「これからも時間は進み続ける。過去を大切にし、今を生き、未来を信じるのだ」


 クロノスは、四季彩星に残ることを決めました。


「私は、これからも星々の復興を手伝おう。かつての過ちを忘れずに、できることを続けていきたい」


 24人は、クロノスに笑顔を向けました。


 ニジは、以前より少し大きくなった姿で、四季彩の大樹のそばに立っていました。


 桜色が尋ねます。


「ニジ、これからどうするの?」


 ニジは空を見上げました。


「私は、みんなと一緒にいたい。でも、時々は遠くの星にも行ってみたいな」


 桃色が笑いました。


「じゃあ、また一緒に冒険しよう!」


 そのとき、四季彩の大樹に新しい実が一つ実りました。


 それは、24色でも七色でもない、不思議な透明の実でした。


 実の中には、小さな星が映っています。


 ニジが近づくと、実から声が聞こえました。


『ありがとう。長い間、待っていました』


「あなたは誰?」


 ニジが尋ねると、実の中に小さな姿が浮かび上がりました。


 それは、まだ見ぬ新しい仲間の姿でした。


『私は、色が生まれる前の世界から来た者。あなたたちに伝えたいことがあります』


 桜色たちは顔を見合わせました。


『宇宙には、まだ誰も知らない色が眠っています』


 その瞬間、四季彩星の空に、見たことのない色の星が一つ輝きました。


 赤でも、青でも、黄色でもない。


 七色を超えた、不思議な光でした。


 ニジは笑顔で言いました。


「みんな! 次の冒険が始まるよ!」


 24人は一斉に宇宙船へ駆け出しました。


 春の花びらが舞い、夏の風が吹き、秋の葉が踊り、冬の雪が輝きます。


 そして25の光が、宇宙へ飛び立ちました。


 四季彩インベーダー24――第三部・完。


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