終章 虹色銀河に咲く24の星
ゼロムの無色の核は消え、虹色銀河には再び色が戻りました。
サクラリアでは、花が咲きました。
オーシャンブルーでは、波の音が響きました。
メモリアでは、失われた記憶が戻りました。
エターナリアでは、止まっていた時間が動き始めました。
そして、これまで存在を忘れられていた星々にも、光が戻っていきました。
24人は、それぞれの星の住人たちから感謝されました。
しかし、彼らは自分たちだけが英雄だとは思いませんでした。
救われた星の住人たちも、互いに助け合い、星の復興を始めていたからです。
桜色は、仲間たちを見渡しました。
「私たち、また少し成長できたね」
空色は笑いました。
「最初は、ただ仲間を探していただけだったのにね!」
銀杏色は、星々の光を眺めながら言いました。
「今では、たくさんの星に友達ができた」
雪色は、静かに頷きました。
「これからも、守っていこう。みんなの大切なものを」
24人は、それぞれの結晶を空に掲げました。
すると、銀河全体に24個の星が輝きました。
それは、四季彩星の守護戦士たちの新しい星座でした。
そして、その星座の中央には、七色の小さな星が輝いていました。
25番目の光――ニジ。
ニジは、今では元気な小さな案内人となっていました。
「みんな、ありがとう! これからも、いろんな星を旅しようね!」
24人は笑顔で答えました。
「もちろん!」
そのとき、遠くの銀河から新しい通信が届きました。
『こちら、未知の惑星……。助けてください……。空から巨大な時計が降ってきました……』
24人の表情が変わりました。
クロノスが驚いて声を上げます。
「巨大な時計だと……? まさか!」
その時計の形は、かつて四季彩星に現れたものとよく似ていました。
しかし、その中心には見たことのない紋章が刻まれていたのです。
クロノスは小さくつぶやきました。
「これは……時の始まりを司る者の紋章……」
桜色は仲間たちを見渡しました。
「みんな、準備はいい?」
24人が一斉に立ち上がります。
「行こう!!」
虹色の宇宙船が、光の翼を広げました。
新しい冒険が始まります。
四季彩インベーダー24――第二部・完。




