序章 四季彩星に輝く24の光
宇宙の果て、幾千もの星々が瞬く銀河の彼方に、美しい星がありました。
その星の名は――四季彩星。
そこには、地球と同じように春があり、夏があり、秋があり、冬がありました。
春には桜色の風が吹き、夏には透き通る青い海が広がり、秋には黄金色の森が実り、冬には純白の雪が星全体を優しく包みます。
四季彩星のすべての命は、星の中心にある「四季彩の大樹」から生まれる光によって守られていました。
その大樹には、24個の不思議な光の結晶が宿っていました。
桜色、桃色、梅紫、藤色、若葉色、萌葱色。
空色、夏空色、浅葱色、海の藍、紺青、朝顔色。
銀杏色、山吹色、柿色、紅葉色、紅色、葡萄色。
雪色、冬空色、銀鼠色、墨色、和栗色、松葉色。
それぞれが違う色と個性を持つ、小さな宇宙戦士たち。
彼らは「四季の守護戦士」と呼ばれていました。
しかし、ある日のこと。
星の空が突然、真っ黒な雲に覆われました。
星々の光が一つ、また一つと消えていきます。
大地から色が失われ、花はしおれ、海は灰色に変わり、森の葉は色をなくしていきました。
その闇の中心に現れたのは、巨大な黒い宇宙要塞。
その玉座に座るのは、色を食べる闇の帝王――クロノス。
「愚かな星の住人たちよ。美しい色など、この宇宙には必要ない。すべての色を奪い、永遠の闇を作り出してやろう!」
クロノスの杖から放たれた黒い光が、四季彩の大樹を直撃しました。
24個の結晶は激しく輝き、24人の戦士たちは宇宙の彼方へと吹き飛ばされてしまいます。
「みんなーっ!」
桜色の戦士が叫びました。
その声は、星々の彼方へ消えていきました。
そして、24人がたどり着いた場所。
それは、青く美しい惑星――地球でした。
しかし、彼らはまだ知りませんでした。
地球での出会いと冒険が、自分たちを本当の守護戦士へと成長させることを。
こうして、四季彩インベーダー24の冒険が始まったのです。




