俺の新しい人生が始まる第一歩が始まりました①
もの凄く久しぶりに投稿するTuMiReDaYo と申します!今はアルファポリスを中心に投稿しています!よろしくお願いします!
俺の名前は五十嵐涼介。
ある日俺は、学校帰りに一人でスマホを眺めながらフラフラと歩いていた時に、運悪く飲酒運転をしていたトラックに轢かれて死んでしまったのである。
スマホなんて見てないでしっかりを前を見て歩けば大丈夫だったと思っている奴がもしもいたらそこは目を瞑っていてくれ。
死んでから過去を振り返ってみると、高一の最後に、自分の高校の部活の成績や卒業生のクラスの感想みたいなのや、自分のクラスの事を書いた薄い本みたいなものがあって、自分のクラスのやつに、委員長が直々にあだ名を書く欄があって、俺のあだ名がスマホ依存症って書かれていたのをだったのを思い出す。
てか別にそこまでスマホが好きだったわけではない。ただただそこにスマホがあるとどうしても触ってしまうのだ。
あ、それがスマホ依存症か。と一人で死んでから突っ込んで見るが、どこか虚しさを感じる。
一人には慣れていたつもりだったが、死んだ所為か分からないが、涙腺が少し緩んで泣きそうだ。誰か俺を慰めてほしい。
「じゃあ俺が慰めるか?」
近くから何か優しさと暖かさを感じさせてくれる声が聞こえて来る。人と話せると言う事はこれほど感動させるものだったのかと感心してしまう。
「ああ、たの・・・」
声のする方へ目を向けてみると、そこには人間の形をしたまま浮遊している何かが俺の方を向いたのである。
「・・・誰すか?」
「俺?神様」
自分の事を神と名乗る変な人間の形をした生き物を俺は少し疑いの目を向けながら凝視していた。
「君は死んだ。もう死んだ。普通に死んだよ」
別に同じことを何回も言わなくても自分が死んだことくらい見れば分かるし、なんかこいつが少し笑みを浮かべながら話す姿がとても腹が立つしで、色々集中できない。
「そんな事何回も言わなくても分かりますよ」
「で、神様が俺に何の用ですか?」
俺は自分が死んだ会話を続けると、何かバカにしたように話されそうな予感がしたので話を捻じ曲げて手短に神様に用件を聞く事にした。
「んー、君が寂しそうにしてたから来てあげただけだよ」
神様は口元に指を当てながら話をする。そのポーズをとりながら話されるとなんだかイラつくし、なんだか上から目線で話してくるしで少し殴りたくなってしまう。
「痛ぁ!」
何故だかは知らないが、自分の手が勝手に神様の頬にパンチをしてしまっていた。別に殴る気はあったがマジで殴る気は無かった。本当に。
「あ、すんません手が勝手に動いて」
「いや、君今のは流石に・・・へぼっ!」
気付いたら今度は鳩尾に拳がめり込み、神様は遥か遠くに吹っ飛んでしまっていた。大体140mくらいだろうか、野球だったら特大ホームランだ。
「あ、また手が勝手に」
「・・・もういいです」
ボロボロの姿の神様がトボトボと俺のとこまで戻って来る。出来れば神様らしく瞬間移動とかで戻って来て欲しいものだ。
あとがき
多分後書きを書いている作者さんはいないと思うので書いてみました。
別に後書きは見ても見なくても大丈夫です。ただ自分が書いてみたいから書いてるだけなので。
こほん。今回の話はただただ自分が異世界に行ったらこんなのが良いなと思って書きました。
140mは大谷選手が33号ホームランで打っていたので入れちゃいました(笑)
自分は中学生時代まで野球をやっていて、自慢ですが全道に中二と中三で計2回行きました。
中二ではベンチでしたが中三ではスタメンで出れたので嬉しかった記憶があります。
と、まぁこんな感じで書いていくのでよろしくお願いします。