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 小部屋に戻るとそこにはイスに座った二人がいた。


「おぅ、戻ってきたか。なんか面白い物でもあったか?」


「面白すぎて倒れそうだったわ」


「何だそりゃ?とんでもないもんでもあったのか?」


 先に戻ってきていたラギさんとボルグさんだ。

 ラギさんの軽口にプリメラさんが真面目な顔で返事をするとラギさんは顔をしかめて続きを促す。


「大袈裟ですよ。ちょっとお隣さんが遊びに来てただけです」


「「大袈裟じゃ無い!」」


 私が軽く言ったらアエローちゃんとプリメラさんに否定された。

 二人ともかなり反応が早かったんだけど…。


「なぁ、あまり聞きたくなくなったけど何があったんだ?」


「お隣さんって言うのが昆虫エリア2の主だったわ」


「はっ?」


「今度特訓してくれるって言ってたわ…」


「マジかよ…。ボスがエリア移動するのか?」


 ラギさんがそう言うとアエローちゃんが何か考える素振りをしてから答えた。


「多分例外が友好プレイヤーの拠点じゃないかと。以前ファエリに聞いた話だとボスは移動しないでエリアを治めてる感じだったので」


「ぁー、そういえば。ボスをテイムしたって話が掲示板にあったけどあまりエリアは移動したがらないんだったか」


 へー、そんな話題があったんだ。

 掲示板で探してみようかな?


「何となくエリア間のボスは敵って感じですけど、エリアに居るレイドボスは住人みたいな感じがしますよね」


 私がそう言うと3人がこっちを向いた。


「言われてみると確かに…」


「テイムされた草原のボスも人の言葉を理解してるって書かれてたわね」


「ルナもボスのはずなのに会話ができるのは違和感があるって言ってた」


 何やら私の言葉が原因で思うところがあったみたいで3人で話し始めてしまった。

 仕方ないのでテーブルで作業しているボルグさんのところへ行く。

 ボルグさんは今の拠点の見取図を作り終えていた。

 今は特に何もないからね。

 拠点にあった方が良い施設などを書いてくれていた。

 現状予定してるのは素材庫、食料庫、裁縫部屋、調理場の4部屋だ。

 他にあった方が良いと思われるのは調薬部屋、鍛冶場に会議室。

 人が増えた場合のことを考えて左右の小部屋から通路を作りそこに部屋を10部屋ずつ。

 今ある小部屋は談話室みたいな感じにしてはどうかと書かれている。

 住人が入ることも考慮してなのかお手洗いも書かれている。

 それにお風呂だ!

 確かにあった方が気分的に良い!

 この場合洞窟風呂みたいな感じになるのかな?

 お風呂と鍛冶場、この2つは地上の方が熱が籠もらなくて良いんじゃないかと書かれている。

 問題点は排水設備や浄化設備、換気が上げられていた。

 いずれ必要になると予想されるのが娯楽部屋だそうだ。

 とりあえず書かれているのは簡単に思いついた物だけらしい。

 一応レイアウトの案が書かれているけど私には良い感じに思える。

 他のメンバーの反対が無ければこれで進めていっても良いんじゃないかな?

 私がボルグさんに地上のマップもお願いしていると。


「たっだいまー」「ただいま戻りました」「またお邪魔する」


 ルナ達が帰ってきたみたいだ。

 ガイさんも用が済んだのか一緒に来ていた。

 それと…。


「ユキさん、スノウの事で少しでも疑ってしまって悪かった」


 そう言って土下座をするリグさん。

 とっさの事で呆然とその様子を眺めてしまう。


「ぁ、いえ。私はそこまで気に…」


「お詫びとしてこんな事を言うと金で解決しようとしているみたいで軽蔑するかもしれないが、チームの設立資金を出すのでチームに入るのを許して欲しい」


 私がしないと言いかけたのに被せてきた。

 多分気にしてないって言わせないようにって事なんだとは思うんだけど。

 チラッとルナの方を見るとサムズアップをしている。

 機嫌が良い所を見ると私が駄々こねてもルナがリグさんの援護に回るに違いない。

 多分リグさんをけしかける事で目的が達成できるのだろう。

 この場合チームを早く結成するために利用した感じかな?


「はぁ…、わかりました」


「ありがとう!」


 私が了承するとリグさんはもう一度頭を下げて感謝の言葉を口にした。

 正直土下座とかして欲しくないので見ないようにしてる。


「とりあえずチームに関してはシュティがインしてるときが良いから今度かな?」


「聞いたら夜はインするそうだからその時で良いんじゃないかな」


 私の提案を予想していたのかルナは事前にシュティに確認を取っていたようだ。

 スノウさんはリグさんの事を気にせずニコニコしている。

 ニコニコとこちらを見ているスノウさんにちょっと嫌な考えが浮かぶ。

 何となく私に対しての視線が尊敬と言うより何というか…。

 いや、深く考えるのはやめよう…。


「ガイさんもチームに入る予定で良いのかな?」


「あぁ、よろしく頼む」


「じゃあ、2人の拠点利用許可だしてくるね」


 伝えてから噴水のところまで飛んでいき管理設定でユーザーに変更する。

 何度かやっているので少し操作に慣れてきたかも。

 用が済んだので小部屋に戻る。

 ルナがこの拠点の注意点をこれから一緒に遊ぶ仲間の7人に話しているところだった。

 基本的には世界樹関連と素材の取り扱い。

 暇を見てお隣さんとの顔合わせをしておこうと言う事。

 しばらくは左右の小部屋を男女で分かれて使うと言う事。

 そして何故か私が時々考えなしで行動する可能性があるから注意しておいて欲しいと伝えていた。

 流石に私に対する扱いが酷いんじゃないかなぁと思ったんだけどガイさん達は何故か納得していてアエローちゃんが笑いを堪えていた。

 イベントに関してはシュティがいる夜に話し合おうと言う事で今は各々やりたい事をやる事に。

 スノウさんは裁縫部屋の予定になってる部屋の確認に行った。

 取りあえず作業台や棚はお店にあるのから見繕って買ってきたそうで設置してくるみたい。

 リグさんはスノウさんの手伝いかと思ったら洞窟の外を確認してから拠点の外の敵やら地形を見てくると言って出て行ってしまった。

 聞いた話リグさんが使う武器はメインが弓、サブにナイフで斥候を主にしているらしい。

 スキルもそれに合わせて探索系や隠密系にしているとか。

 アエローちゃんは拠点の外も見てくるならとリグさんに付き合ってくるそうで一緒に出て行った。

 PTはその時に一度組み直して私、ルナ、シュティ、スノウさんで1つ。

 ガイさん達で1つ、リグさんとアエローちゃんで一つになっている。

 私とルナ、ガイさん達はのんびり話をしていた。


「そういえばガイさん達のPTはどんな感じなんですか?」


 ルナが聞くとガイさんは幅の広くかなり長い大剣を取りだし私達に見せながら。


「俺がこいつで近接火力を担当してる。んで、ボルグがタンクだ」


 ボルグさんの方を見るとペンを片手に何やら考えているようだ。

 多分拠点のことなのかなと思う。


「私が魔法による遠距離火力担当ね」


 そう言ってプリメラさんが取り出した武器は何故か竹ほうきだった。

 私の中では魔法使いでほうきと言うと魔女というイメージが強い。

 けどプリメラさんの恰好は神社にいる巫女さんに近いけど、スカートはミニだったり改造されてる。

 プリメラさんの恰好はコスプレというのだろう。

 なるほど。

 掃除をしてる巫女さんと思えばほうきを持ったプリメラさんに違和感を感じなくなってきた。

 ぷりめら は ほうき で てき を そうじ する。


「ユキちゃん、こんな見た目だけど杖だからね?」


「だからそんな見た目にするのはやめろっつったんだ」


 ほうきが杖…。

 ゲームって何でもありなんだね。


「お姉ちゃんあの程度で驚いてちゃダメだよ」


「そうだな、海にはおかしい武器のヤツ多いしな…」


「あぁ、アレな…」


 ガイさんとラギさんは海で使われてる武器を思い浮かべたのか遠い目になっている。

 私はわからなかったのでルナの方を見ると。


「私は見た事無いけど武器が魚らしいよ」


「えっ?」


「だから武器の見た目が魚」


 ルナに言われてちょっとガイさん達の気持ちがわかったかも。


「やっぱり武器にも遊び心は必要なのよ」


 プリメラさんは何故か嬉しそうに共感しているようだった。

 えーと、所謂ネタ武器と呼ばれてるんだっけ。


「見た目は魚だけど性能はそれなりに良いらしいよ」


 ネタでもガチだったみたい。

 何かよくわからなくなってきたね。


「そ、それでラギさんは?」


 話を変えるためにラギさんのポジションを聞いてみる。

 するとガイさんとプリメラさんが顔を背ける。

 しかし口がピクピクと動いているから笑いを堪えている感じ?

 ルナも知らないようで首を傾げている。


「俺はヒーラーだよ」


「へー、じゃあパーティーとしてはバランス良いんですね」


 ルナはラギさんの役割を聞いて驚いているが私は納得できた。

 だって面倒見が凄く良いもんね。


「ラギ、貴方やっぱり殴りヒーラーで武器は釘バットにしましょう?」


「やめろ!笑わせるな」


「てめぇら未だに笑うか!?βからの付き合いだろうが!」


 プリメラさんが多分見た目に合わせてネタ武器を勧めるがそれを聞いてガイさんが肩をふるわせる。

 ラギさんがそれに対して文句を言うが。


「「「ぷっ」」」


 ついに限界だったようで2人と一緒にルナも吹き出した。

 そこまで3人が笑うのがおかしいと思いながらラギさんを見る。

 初めて見たときは怖いというイメージがあったラギさんだったけど…。


「そっか、優しい人が悪ぶってるような感じだね」


「「「あはははー」」」


「お姉ちゃん…ぶっ、やめ、あははは…ひぃーひぃー」


「笑い…、死ぬ……」


「げほげほ…」


 私の言葉でラギさんは真っ赤になってそっぽを向いてしまいそれを見た3人はさらに爆笑。

 ルナは机に突っ伏しながらバンバンと机を叩いている。

 ガイさんは笑いすぎて息がしづらくなっているようだ。

 プリメラさんは笑いすぎて涙目で咳き込んでいた。

 この光景を見てると何かラギさんに申し訳なくなってきた。


「ラギさん私のせいでごめんなさい…」


「いや、ユキさんは悪くねぇよ……」


 そう言うラギさんの肩を慰める様にボルグさんが叩いた。

 笑ってはいないが同情を誘う光景だったみたいだ。

 それからしばらく3人が落ち着くのを待つ。


「はぁはぁ…。ふぅー、悪かったなラギ」


「そう思うなら慣れろや…」


「それっぽい格好しない貴方にも問題があるのよ」


「ラギさんすみませんでした」


 冷たい飲み物を飲んでそれぞれ喉を潤している。

 でも見た目で攻撃的なイメージをしちゃうからプリメラさんの言う事も間違っては無いかも。


「ま、何にせよ現状の戦力確認だと近接が俺、ボルグ、ルナさん、シュティナさん、アエローさんかな」


「遠距離は私にユキちゃん、ファエリちゃん、リグさん、ラギかしら。スノウちゃんは聞いてなかったわね…」


「ぁー、スノウちゃんはまだ戦闘スタイルは決めてないみたいだよ。見た目も考えて弓、長刀、扇で迷ってるみたい」


 ルナはスノウさんに聞いてたみたいだ。

 弓なら遠距離、長刀なら近接で扇は魔法を使うための補助具にすることもあるけど近接武器として使われるとか。


「ラギさんは遠距離って魔法で攻撃するんですか?」


「いや、いざ魔法を使えないと困るから投擲で攻撃してるな」


「石でも何でもある物使って攻撃してるのはある意味凄いと思うわ」


 んーっと現状を考えると…。

 純粋な近接物理はガイさんとタンクのボルグさん、逆に純粋な遠距離魔法がプリメラさんと私、ファエリかな。

 斥候のリグさんとヒーラーのラギさんが一応遠距離物理攻撃でルナ、シュティ、アエローちゃんが魔法と物理で遠近どっちもいけるっと。

 スノウさんはまだ決めてないみたいだけどちょっとはバランス良くなった気がする。

 今プレイヤーだけだと10人で1PTが6人だから後2人で2PTフルで組める様になるのかー。

 理想はタンクとヒーラーが増えたら嬉しいのかな?


「今のエリア進行は関係ありそうな所で森が昆虫2、植物2だったか」


 ガイさんが今のプレイヤーの進み具合を話し始める。


「昆虫はまだ奥がありそうで植物は先が荒野だったっけ。動物に関しては東に広がってて北は動物2の先が荒野だね」


 ルナも掲示板で情報を得てきてるからかガイさんに続けて言う。

 ぁー、そういえばスノウさんに貰った写真が…。

 あったあった、共有…。

 ぁ、ガイさん達はPTが違うからメールで送信っと。


「「「えっ!?」」」


「ぁ、お姉ちゃんこれ貰ってたんだ?」


「うん、綺麗だったしね。それにギルドで聞くのは私の方が良いかと思って」


「なるほどねー」


 私達が普通に話してるのを見て驚いていたガイさん達も落ち着いたみたい?

 一番早かったのは外に出て世界樹の高さを実際に見ていたプリメラさんだった。


「あの樹の上から撮ったのね?空のデスペナ製造機は来ないのかしら」


「多分だけど結界が樹も覆っているんじゃないかと思う」


「なぁ、樹ってのは外にあるって言うヤツか?」


「そそ、ちなみに世界樹だから持ち出し禁止素材の主な原因だよ」


 プリメラさんとラギさんの質問に答えていくルナ。

 世界樹と聞いて素材の持ち出し禁止に納得顔の3人。

 ボルグさんは相変わらず話より拠点の改善のことが優先のようだ。

 何を優先していくか、広さをどうするか等色々書き込んでいるみたい。

 取りあえずそっとしておこう…。


「草原は森と違っていくPTが多いからかエリア3に行ってるPTは多いみたいだな」


「あそこはレイドボステイムしたヤツが公開拠点作ってるから街に戻らねぇPTもあるからだろ」


 へー、公開拠点なのに転移装置はまだ持ってないのかな?

 持ってたら私達だけが目立つことなくなると思うんだけどなぁ。


「あそこって拠点と言うより牧場よね。乗馬体験できるし。街との往復は馬車が出てるから移動楽になったわよね」


 プリメラさんに言われて貰った写真の中にそれっぽいのあったような。

 探してみると写真の一枚に牧場のような物が写っているのがあった。

 写真だと遠い分小さく見えるけどかなりの広さがあるのがわかる。

 一番大きい建物は作ってる途中みたいだけど宿屋なのかな?

 テントが沢山あるのは建物ができるまでそこで過ごしてるんだろう。


「あれ、拠点の設定時に建物作れたんだよね?」


「テイムしたボスの群れが過ごしやすいよう広さを取った分建てれなかったらしいぞ」


 私が確認するとガイさんが答えてくれて設定したときのことを思い出した。

 そういえば地下の階層増やそうとしたら部屋が無くなったりしたからそれと同じ感じなんだろう。

 でも自分たちよりテイムした相手を思って拠点を作ってる人なら良い人だろうね。


「テイムしたのは馬のボスでしたっけ?」


「実際に見てないから掲示板の情報だけどそうらしいな。テイムしたボスは雌だったらしいが…」


「私達が行ったときは丁度出掛けてた時みたいで会えなかったのよね」


 ルナは見に行く機会はあったと思うけど森と街を行き来していたから詳しくない様だ。

 ガイさん達も見たわけじゃ無くて掲示板で知った情報しか持ってないみたい。


「だが掲示板にあった話だとテイムした男に女性が近づくとボスだった馬が怒るらしいな。近づけるのはPTメンバーでも限られてるらしい」


「あー、それ私も掲示板で見ました。他の馬に乗ろうとしてもボスに怒られ頭突かれるんですよね」


 ガイさんとルナが掲示板にあった話を教えてくれてるけど思ったよりボスの馬は主一筋なのかな。

 ちょっと見て見たい気がするかも。


「嫉妬されて蹴られたらたまらねぇな…」


「人の恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られて~何て言うけどボスに蹴られたら間違いなく即死よね」


「「「確かに…」」」


 ラギさんとプリメラさんが言ってることを聞いて私とルナ、ガイさんが同意する。

 だって間違いなくそうなったら死に戻りだもんね。

 聞いた話だとテイムした主は蹴らないと思うけど近寄ってくる女性は蹴りそうだね。


「そういえば転移装置は置いてないんですか?」


「ぁー、何でも1組分しか材料が無かったから年明けに本土から素材運んでくるまで無理らしいぞ?」


 私が気になってた転移装置のことを聞くと思わぬ返事がガイさんから返ってきた。

 ここに来て初めて知った素材不足という事実。


「ちなみに異人達が来た次の日に購入した異人がいたらしい。ちなみにわかってる中で一番早く拠点ができたのは3日目だったそうだぞ?」


 そう言ってニヤニヤとこっちを見てくるけどそれは私じゃない!


「そんな早くに買ってたんだねー」


 ルナはそんな暢気に言うけどね。

 まさかワジオジェ様のところから戻ってきたときにはもう準備し始めてたって事だよね!?


「シュ~ティ~!」


 私はそう唸るしか無かった。

 チームや拠点のこと初日から考えてたとは思わなかったよ…。

 でも素材不足かぁ…。

 足りないのは何だろうか。

 ルガードさんが以前言っていたことを思い出すと…。


「あ、魔鉄…」


「何がだ?」


「転移装置に必要な素材で本土から輸入してるのが魔鉄って言ってたはずです」


「お姉ちゃんそれって…」


 ルナは何かを言いたそうに私の方を見る。

 私はそっと顔を背ける。


「なるほど、ここでも採れるのな」


 私達のやり取りを見てラギさんは察したみたいだ。

 採れるとは言うけどここは鉱山じゃ無いしそんなに量は採れていないのだ。

 供給し続けるなんて間違いなく無理だ。


「やはり鍛治職人が欲しいな。そうすれば自分たちの分は装備を揃えれるんだが…」


「貴方達の装備はそうよね。武器もずっと使い続けられるわけじゃないものね」


「とは言ってもこの拠点に炉を作れる職人さん連れてくるわけにもいかないよね」


 ガイさんとプリメラさんの言うことは最もなんだけどルナの言う問題があるんだよね。

 炉を作れる職人さんを呼ぶと言う事は住人に世界樹の存在を知られるということ。

 そうなってくると噂として絶対に広がっていく。

 うーん、難しい問題だね。

 私が作れれば良いんだけどそんなの無理だろうし…。


「それは追々だね。ガイさん達は他に何か面白い話知らない?」


 ルナが話題を変えるように言う。

 それを聞いてガイさんは考えてから話し始める。

 私達は笑いながら話をして気づくと夕方まで過ごしていた。

 それぞれ夕食や家事などやる事があるとログアウトしていった。

 私とルナもログアウトした。

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