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詩歌のターン01
素敵な詩を求めて、今日も彼女は頭を捻る
「青い夏」
水の音
冷たい脚
右に居るデカブツ
風そよぐ夏のある日
儚げな顔をしている貴方の
ほんのちょっと頬を赤らめた姿のために
らしくない顔で頬に迫る
詩歌
☆☆☆解説
プロローグのシーンで抱いていた想いを
詩歌目線で載せてみました。
今回はテーマがテーマだけに詩、というよりは小説に近いかなと思いつつ。書いていくうちになれたいと思います。
最後に、私からの詩を。
「瞼の裏の甘い夏」
ちょろちょろ流れる川の中流
静かに波打つ大海の傍
それはまるで可憐な花
隣のキミと遊ぶ夏
夜空を見上げた山奥の小屋
棚引く星の優雅な残像
舞い踊る華のように
和装に魅入る夏の暮れ
愛おしい夏の匂い
耳元で聞こえるキミの声
鮮やかなる空の下
瞳を開けて青空に笑う
テンキ「詩歌のセンスが欲しい・・・・・・」
詩歌「あら、貴方ならどんな詩を読むの?」
次回。