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あなたの一票お大事に  作者: シュガー
9/16

ケース3 山田大翔・佐藤玲愛 19歳 大学生 の場合 ①

ネタをいただいたので書いてみました。

懲りずに前置きは長めです。

選挙から5日後の昼下がり、白雪は大学近くのファミレスを訪れていた。

店内をキョロキョロと見渡すとほかの客の迷惑も顧みず大きな声で話しているカップルを見つけ、二人に寄っていく。


白雪「すみません、山田大翔君と佐藤玲愛さんですね?」

急に話しかけられ迷惑そうな感じで白雪の方を見る二人。

大翔「そーっすけどなんすか」

玲愛「玲愛たちになんのよう?」

白雪「突然申し訳ございません。私、内閣府特務班の白雪小梅と申します」

白雪「あなた方にお話ししなければならないことがあって来ました。ここのお代は私が持ちますので外でお話しさせていただいてもよろしいですか?」

まぁ払ってくれるならと、渋々店を出る二人。


白雪に着いていき駐車場に停められた大型のバンに乗り込むと、急に白雪がキリっとした表情に変わる。

白雪「あなたたちを国政選挙法違反の罪で逮捕します」

そう言うと車の外に控えていた警察官が二人に手錠をかけていく。

訳が分からないという表情で白雪を見ていた二人が手錠をかけられた途端キレはじめた。


大翔「はぁ!?逮捕ってなんだよ!!俺らなんもしてねーだろーが!はやくコレ外せよ!」

玲愛「そーよ!玲愛たち別に悪いことなんてしてねーし!!」

大きな声で怒鳴り続ける二人に白雪はやれやれといった表情で話し始めた。


白雪「この間の日曜何があったか知ってる?」

大翔「さぁ?何かあったっけか?」

玲愛「しらなーい」

白雪「はぁ。本当に大学生なのか疑いたくなりますね」

大翔「なんだよ、急に来て失礼なことまで言いやがって」

怒っている大翔を意にも介さず白雪は話を続ける。


白雪「衆議院議員総選挙があったのよ。学校で絶対に投票に行くようにって話があったでしょ?それに毎日ニュースとかでもやってたし」

大翔「そんなこと知らねーよ!学校なんて気が向いたときに行ってるだけだしニュースとかおもしろくねーから見ねえし」

玲愛「そーそー、玲愛たちバカだから授業行ってもよくわかんないし友達に会いに学校行ってるだけだし」

白雪「まったく……これだから金持ちのボンボンは……」

白雪のボヤキは二人の耳には届かなかったようだ。

白雪「じゃあ投票に行かなきゃ罪に問われることも知らなかったのね」

大翔「なんだよそれ。そんな法律きいたことねーし」

白雪「まぁいいわ。知らなくてもペナルティはちゃんと受けてもらうから」


白雪がお願いします、と声をかけると後ろの席と仕切っていたカーテンが開いた。

カーテンの向こうには優しそうな老夫婦がいた。

白雪「あなた方にはこちらの江藤夫妻、江藤努さんと江藤礼子さんと立場を入れ替えて生活をしていただきます」

白雪が言うなり、大翔と玲愛は顔を合わせて笑い出した。

大翔「何言ってんだこいつwww意味わかんねーww」

玲愛「おねーさん頭おかしいんじゃない?だいじょうぶ~?www」

大翔「だいたい立場を入れ替えてってなんだよwww俺がこのじじいになるってのか?ww」


白雪は真顔を崩さず答える。

白雪「言葉のまんまです。あなた方とこちらのご夫妻の立場を入れ替えて、あなた方には老夫婦として生活を送っていただきます」

白雪「体が入れ替わったりするわけではないのでご安心ください。とはいっても65歳の立場になりますので身体能力は落ちますが」

白雪「まぁあなたたちの頭じゃ口で言ってもわからないだろうからやっちゃうわね」

大翔「ちょっと待t」

二人がストップをかける間もなく、白雪が指を鳴らすとあたりが白い光に包まれた。


いつもはスマホで書いていますが今回はパソコンで書いているので前の話と若干表記のブレがあるかもしれません。

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