ケース3 山田大翔・佐藤玲愛 19歳 大学生 の場合 ③
白雪「それでは今回の入れ替わりについて説明させていただきます。先ほども申しあげたとおり皆さんの立場を入れ替えさせていただきました。入れ替わったのは立場だけで見た目の変化はありません。が、立場が変わったことによる身体能力の下落、上昇があります」
白雪「今回こういう形で入れ替えたのは二つ理由があります。まずは若者の投票率上昇を狙ったからです。立場を交換したことで江藤さんご夫妻が選挙に行かなくなってしまっては意味がなくなるので知性などはいじっておりません」
白雪「山田君、佐藤さんも選挙に行ってもらわなければならないので少しだけ知性をアップしています。といってもそんなに頭がよくなったわけではないのでご了承ください」
白雪「もう一つは江藤さんご夫婦はお二人とも大学に行きたかったが家庭の事情等で行くことができないまま定年を迎え、大学に通えなかったことを非常に後悔していたからです。そこで親の金で大学に行きながら全く授業にも出ず時間を浪費するあなた方と立場を交換することによって大学生活を送ってもらおうとこの交換を実行しました」
白雪「ちなみにそれぞれ男女が入れ替わってるのは総理の趣味です。すみません」
抗議を差し挟む間もなく白雪が説明を続ける。
白雪「次に先ほど山田君、佐藤さんがおっしゃっていた体の感覚に関してですがこちらも交換させていただいております。なので山田君、佐藤さんは体が重く感じたり節々の痛みが気になると思いますが次第に慣れていきますよ。まぁ痛みがなくなるわけではないですが」
白雪「反対に江藤さん夫妻は体が軽くなってたり力が湧くような感じがあるかと思います。ただ、努さんは女の子の立場になってしまったのでおっぱいの感覚があったり少しパワーダウンしたように感じるかもしれませんが」
礼子「確かにさっきから体が軽いし、パワーがみなぎってくる感じがするわ。それに長年悩まされてた膝の痛みや肩こりがスッキリした感じがする。あなたはどう?」
努「おお、確かに体がずっと軽く感じるな。ここまで軽く感じたのは初めてかもしれん。でも、白雪さんの言うとおり胸のあたりは重いな。これがおっぱいの感覚ってやつなのおか」
割と立場交換の醍醐味だと思うシーン