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あなたの一票お大事に  作者: シュガー
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序章

またもや前置きが長いパターン

20××年、国連で重大な決定がなされた。

『次に行われる各国の国政選挙で全有権者における投票率が80%を下回った場合、国連への拠出金を増額する』


これは全世界的に投票率の低下が見られ政治への関心が薄まってきている状態が長く続いたことを問題視した国連事務総長が提案したことになっているがこれはあくまでも表の理由。


本当の理由は経済大国であるにも関わらず拠出金の減額を宣言した国が出たことによりそれに続けと減らす国が続出したことへの腹いせだが、本当の理由など庶民に伝わらないのが世の常である。


また、上の決定は我が国においては官房長官の記者会見によって発表されたが、実は国連の発表とは少し違うものになっていた。

実際は『次に行われる各国の国政選挙で全有権者における投票率が80%を下回った場合、その国の国会議員の議員報酬を一部カットしその分を国連への拠出金にあて、拠出金を増額する』というものであった。


つまり政府は、実際には自分達の懐が痛むだけであるにも関わらずその部分を隠し、あたかも国民に負担が及ぶかのように改竄していた。


その後あらゆる手を尽くしたが、発表から4年が経った段階で地方自治体の選挙で70%を割ることの方が多かった。

これに酷く頭を悩ました国会はある法案を提出した。


それは『選挙権を行使しなかった場合に罰則を与える』というものであった。

真の国連発表を知る議員達は全会一致でこの法案を通した。ペナルティーの内容に関しては一切の告知がなされなかった。


そうして行われた国政選挙はペナルティーの内容がわからない不安からか投票率は97%を記録した。


残りの3%へのペナルティーは結局発表されないまま特に報道もされなかった。

されなかったというよりはしなかったという方が正しいのだが。要は金を摑まされたというわけだ。


方法はどうであれメディアに出てこないものは忘れられる。これもまた世の常である。


が、もちろん法を破った者へのペナルティーは発動していた。


今回はそんな人達のお話。

設定ばっかり凝りやすいんです

すみません

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