国位置関係、祈り姫紹介(ネタバレあり)
ルーという大陸があった。
ルーは大陸であり島国であった。
ルーが成立してから長い年月が経ち、
何時しか“祈り姫”と呼ばれる者が現れるようになった。
ルーが滅びると共にその者達は現れなくなり、
彼女達を知るには“創糸”と呼ばれたルー研究者達が集めた数枚の絵と文字から読み取るしかないだろう。
物語中の国位置関係
東西南北、北が上。A4縦におきまして、上縦2/3横2/3左側がスウァイン。隣になります右側縦1/3横1/2がスラク。(統合後名ウァイラ)下の南縦1/3、海の中スウァイン寄りにありますスウァインに対し1/20がルーにあたります。
末代の祈り姫(ウァイラ国王妃:エーデル)
絵姿:一重の深淵を見透すような眼差し、長い髪に色が付いていないのでルーに多かった薄茶だろう。胸像絵なので身長不明だがかなり細めに描かれている。
風声:♂と♀の双子
最後の祈り姫。彼女がルーを離れた途端、ルーに吹いていた風から命が感じられなくなったと言われている。彼女が助けた者がスラク王族だったらしい。(追記があるが、誰かは不明)追記:彼女の後、祈り姫の証を持ものは現れず、その後すぐルーは滅びたと伝えられている。
第一代祈り姫 (ユラ)
絵姿:二重の利発そうな笑顔、長い髪が黒くなっているので黒髪か。胸像絵だが体型は普通のよう。
風声:♂
最初の姫と伝えられている者。通例、祈り姫は名前が後から贈られるが彼女は当時認知されていなかった。
祈り姫の中で唯一伴侶を選ばず、また彼女が祈ると必ず何かが起きたことから、後に“祈り姫”と呼ばれることになった。
第八代祈り姫(後称:ルシカ)
絵姿:幼めの少し丸みを帯びた顔。髪は短く花の髪飾りを付け照れた表情。二重の目がぱっちりして描かれている。
風声:♀
歴代祈り姫の中でも特に力が弱かったとされている。その為かは不明だが若くして亡くなったようだ。
当時八海と呼ばれた海域のうち五海を手中に収めたとされた女船長と手を結び、ルーに他国の文化を取り入れた。
第 代祈り姫 (フィア)
絵姿:大きな目が遠くをぼんやりと眺めているような、絵というより胸部から上を写し取った写真のよう。肩までの少し癖がある髪が風になびかれているようにも見える。
風声:♀(ジル)
何代目か消されてあり不明だが、歴代祈り姫の中で一番力があり、ルーを離れても唯一その力を失わなかった者とされている。
当時国交があったスウァインの王族問題の解決に助力し、偽の祈り姫と対峙した等、数々の逸話がある。