9.いやいやいやいや。
投稿の方が遅れてしまい申し訳ないです!!!!
では、第9話の方をどうぞ!!楽しめて頂けたら幸いです!!
どうしようマジで…
「このままじゃ授業受けられる訳ないし…」
「なら帰っても大丈夫だぞ?私から担任には説明しておこう」
と、美月は提案する。
「この格好で町中を歩けと…?」
「あぁ」と、美月は言う。
そして俺はにんまりとした後「あんたはこの町から俺の存在を消したいのかな?!」と、俺はこの提案を勿論断った。
「でもな、泉、お前のその格好絶対にお前だとバレないと思うぞ?」
「いやいやいやいや!!!!」俺は首を横に振る。
「ん~…ちょっと待ってろ」
そう言った美月は何処からかわからないが全体を写せる鏡を持ってきた。
「ほら、泉、自分の姿を見てみろ」
「……?」その謎の指示に従いながら俺は鏡に立ち、自分の姿を見た。
その瞬間、俺の体がこう伝えた。
「好きだ……」と。
「…………」美月は以外な言葉に驚きと、引き、を隠せなかった。
「ッ!!い、いや違う!!今のは!!」俺は頬を赤らめながら否定する。
「まさか自分の姿を見て自分に告白するとなは…さ、さすがの私でも引いたぞ…」
美月は苦い顔をしながら言う。
「だ…だって…」そして、俺は今思ってる事を全て、ぶちまけた。
※泉 彼方君の事が気持ち悪いと思う可能性があります。
「この子俺のどストライク何ですもん!!見ました!?あの綺麗な黒髪ー!!更に艶やかな唇…く~ッ!!思い出すだけでたまらん!!よだれが垂れそうだ…あんな可愛い子を見た日にはもう!告白しちゃいたくなりますよ!!共に恋と言う青春を歩みたくなりますよー!!そして最後には純白のドレス姿を見てハッピーエンドまで持っていきたいって思っちゃうでしょー!!更にはお互い慣れていない性行偽に及び!!子供何か出来ちゃった日にはもう!!幸せな家庭まっしぐらってかー!!そして段々とお互い歳をとり、最後を共に迎えて悔いのない人生!!好きな人と共に最後まで生きられた人生!!んもう最ッ高だねぇ!!ってこれただの変態じゃねぇか!!!!!!!!!!」
うん、変態だ、俺。
涙目になる彼方。
そんな彼方を見た美月は苦い顔をしながら見つめる。
「一人ノリツッコミか…初めて見た…」と、驚く、そして、引いている。
「はぁ…はぁ…もう…何かいいです…このまま帰ります…」
彼方は息を荒くし、涙目になりながら言う。
「本当にそれでいいのか…?」と、引き気味に美月は言う。
「はい!!」涙目になりながら満面の笑みで彼方は保健室から去ってった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
 ̄
「ただいまぁ…」
と、俺は気だるそうに家の扉を開ける。
てか…本当にばれなかった…
それはそれで、悲しい。
またしても涙目になる彼方そんな彼方の前に花菜が通り
「お兄ちゃんおか…ッ!?」
花菜の顔が固まる。
「い、いや違うぞ…?花菜…?これはだな…とある奴に無理矢理……」
俺は恐る恐るこの格好について否定する。
すると「お兄ちゃん誰と百合プレイしてきたの!?!?」
「だから何故その考えにたどり着く!?」
彼方の青春は、まだまだ、遠いようです。
読んでくださりありがとうございます!!