表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/13

異世界へ

名前:クロウ

種族:普人族

年齢:15

職業:旅人

レベル:1(0/10)

経験値:0

Sp100/100

Mp100/100

固有技能:

メニュー

戦闘技能:

魔操術Lv4

錬気術Lv4

MP回復速度上昇Lv1

SP回復速度上昇Lv1

状態異常耐性Lv1

浄化Lv1

一般技能:

万能鑑定

共通言語

発火

水生成

健康体


残ポイント:61



 技能取得終了時の俺のステータスだ。

 最初にみたステータスとほぼ変わってないが、新たに職業が追加されていた。


 よくよく考えてみるとHpや筋力等の数値が無いのはゲーム的なシステムであるようで、リアルな現象の世界なのだと予測がつく。


 多分だが身体欠損等したら二度と元には戻らないのではなかろうか?


 魔法がある世界だと神様は言っているので、回復魔法や魔法薬については早めに確認しておいた方が良さそうだ。


 (さてと、君には特に使命とか無いから…新しい異世界ライフをたのしんでね!)


 この神様も謎だったよな…姿は見えず声も中性的で…しかもやたら軽い。


 しかも最後の最後で爆弾落として行きやがった。


 『君には』って俺以外にも転生者が居て、しかも何らかの使命を持ってるって事じゃないか!


 あぁ~他の転生者とか面倒事の匂いしかしない。


 次の瞬間俺は意識を失っていた。




 んっ…


 此処は…?


 そうだ、俺は確か死んで神様に異世界に行けって言われて…


 ようやく覚醒してきた意識で現状を把握する。


 半身を起こし周りわ見渡せば、在るのは粗末な造りの木製の壁で覆われた部屋だった。


 始まりが屋外で無いのは助かるが今一状況が掴めない。


 とりあえず夢か真か確かめる為に『メニュー』を開いてみようと考えた瞬間、目の前には神様のいた空間でみたメニュー画面が浮かぶ。


 半透明のそれはどうやら思念操作に依って操作可能のようで、確認の為にステータスを表示してみる。


 うん、確かにあの謎空間で設定した通りのステータスが表示される。


 試しに軽く頬をつねってみると確かな触感と痛みを感じ、ここが夢のなかでは無いことを認識できた。


 つまり、『俺』は此れから『クロウ』としてこの世界で生きて行く事になるわけだ。


 まぁ前世(?)は知識としての情報のみ記憶していて、人格的なものやエピソード的な記憶は俺の中には残っていなかったので、生活していく内には違和感も無くなるだろう。


 さて、それじゃあこの部屋の外の探索に移りますかね。


 寝台の横にあった編み上げの革製ブーツを履き、部屋の扉へ向かう。


 あっ因みに服は布製の上下を着ていたよ?


 扉を開けるとそこには朽ちた廊下と壁があり、天井は無くボロボロな家の残骸とも言える有り様なのが目に入った。


 家(の残骸)の外へ出る。


 どうやら此処は森の中にある小さな廃村の様だ。


 鬱蒼と繁る森の中、半ば埋もれる様に家の基礎部分だけになった廃墟が数家分だけ見えていた。


 まがりなりにも部屋と呼べる状態を維持しているのは、俺の居た部屋だけで他は瓦礫の山か残骸だけという有り様だった。


 これは早々に人の住む場所を求めて旅立つ必要があるな。


 胸中にごちて一旦部屋に戻る。


 部屋の中を丁寧に探索する。


 と言ってもおよそ六畳程の部屋の中には大した家具もなく、寝台と小さな箪笥、テーブルと椅子が二脚しか無い。


 それでも探索の結果、布の服を上下一揃え、かなり年期の入った大きめの頭陀袋を一つ、少々錆び付いた小振りの鉈を一本、寝台から引き剥がした織物一枚…うん、廃墟でこれだけ手にはいれば充分だろう。


 俺は荷物を纏めると鉈だけは手に持ち、残りを頭陀袋にしまい肩に担いで部屋を後にした。


 この名も知らぬ廃村から俺の異世界生活はスタートした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ