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チート能力

 (じゃあ能力選びいってみよう!)


 異様にテンションの高い神様と違い、俺のテンションはだだ下がりだった。


 (もう、暗いなぁ~ほらほら早く決めようよ!)


 「そうは言ってもどうすれば…」


 (あっそうだね…んーと、これでどうかな?)


 神様が言った瞬間、俺の目の前にモニターとキーボードとマウスが現れる。


 モニターを覗くと…どうやらステータス画面らしきものが表示されている。


名前:_

種族:普人族

年齢:

レベル:1(0/10)

経験値:0

Sp100/100

Mp100/100

固有技能:

メニュー

戦闘技能:

一般技能:

万能鑑定

共通言語


残ポイント 100P


 名前の所で_が点滅してるって事はこれがカーソルみたいだな。


 (アイテムボックスとサーチ機能付きのマップ付きの『メニュー』と、ヘルプ機能付きの『万能鑑定』、此れから転生する世界の共通言語は最初からプレゼントだよ!)


 (Spは技に属する技能を使う為の、Mpは魔法に属する技能を使う為の力だよ!)


 (因みにアイテムボックスはフォルダ管理機能とスタック機能付きで、中の時間は止まったまま無限収納可能な高性能仕様だよ!)


 (ポイント100P内で好きな技能を取得可能だよ!魔物とか居る世界だから最低限護身が出来る様な技能は取った方が良いよ!)


 魔物とか居るのかよ(泣)俺は別にスリルもサスペンスも求めて無いってのに…


 取り敢えず名前か…生前の名前が解らないし…自分で自分の名前つけるとかどうなんだろうね?変にカッコいい名前付けるのもなぁ…んーなんでこんな苦労しなきゃなんないんだ……もういいや『クロウ』にしとくか…。


 (へぇクロウか…もっとこう…ジークフリードとかキルヒアイスとかカッコいい感じでも良いんだよ?)


 絶対に御免だ!…次は年齢だな…まぁ若い方が良いよな?とはいえ余り若すぎるのもなんだから…15ぐらいにしとくか…


 (ふんふん、15才か…あっ因みに此れから行く世界の成人年齢は12才だからね!)


 なんですと!?中学生に成るかくらいで社会人とか厳しいな異世界。


 (まぁ平均寿命も低いしねぇ~、君が元々居た世界より命に関わる様な危険が多い世界だから仕方ないよねぇ~)


 …サラッと怖い事言わないでくれ。


 それでチート能力だっけ?100ポイント内で好きにって…ああ、固有技能・戦闘技能・一般技能にカーソル合わせたら取得可能技能の一覧が出てきたな。


 えーと、どれどれ…レベル表記がある技能と無い技能があるみたいだな。


 レベル表記のある技能は最大がLv10でLvが1上がると必要ポイントも1上がるのか…つまり何れかの技能をLv10にするには55P必要って事だな。


 それに対して固有技能はピンキリだなぁ…一番少ないポイント消費が5Pで『健康体』から始まって、多いのだと80Pの『勇者補正』とか『魔王補正』って…うん、まぁ見なかった事にしよう。


 神様が言う通りに護身手段は確かに持っておいた方が良さそうだよな…


────検索中────


 『魔操術』

 MPを消費して魔力を放出し攻撃したり、固形化して操る術。

 放出魔法としての形態、威力は魔力と術者のイメージに、硬度、形状の具現化率、具現化速度は操者の魔力と術者のイメージ、魔操術のレベルに依存。



 うん、此なんか良さそうだな、攻撃魔法でありながら魔力の具現化で盾を造って操ったり出来る技能みたいだし…


 あっでもMP切れの時に使えないのは不味いか?


 って事はSP消費で良い技能は無いかな?


────検索中────


 『錬気術』

 SPを消費して自身の身体能力を一時的に強化する術。

 強化率、強度は術者の精神力と錬気術のレベルに依存。



 どうやら此れがSP版の魔操術にあたる技能らしい。


 身体能力強化か確かに必要だな。


 いざというときは錬気術を使って一目散に逃走だな。



 2つともLv4迄取得して10Pづつの消費にした。


 因みに剣術とかを取らない理由は、例えば剣術だとハルトウナ王国騎士団流剣術とか、バルセウス帝国騎士団流剣術とかの所謂流派名付きの技能だった為だ。


 もし取得した流派が転生先で敵国の流派とかだったら死亡フラグまっしぐらとかになる可能性があるしな。


 その為、武器の類いの技能は必要なら現地で頑張って修行する事に決めた。


 まぁ君子危うきに近寄らずって事で…


 時折、こういった前世の記憶っていうか知識?みたいなのが脳裏に浮かぶんだけど…個人的な記憶とかは浮かばないんだよね…日本のサブカルチャーの事とか読んだ本の内容とかは記憶にあるのに、その時の感想なんかはすっぱりと消えている。



 さて護身手段はこの2つで良い事にして、次は生活していく為の便利技能を探してみようかな?

 検索したら一般技能には沢山技能が有りすぎてかなり悩んだ。

 取り敢えず煮炊きと洗濯が出来れば良いやと言う事で『発火5P』『水生成5P』と言う技能を取得する事に決めた。 此れに『健康体5P』『状態異常耐性1P』『MP回復速度上昇1P』『SP回復速度上昇1P』『浄化1P』を取得する事にしてここまで39P使用した。


 残りの61Pをどうしようかと悩んだ結果、周りで騒いでいた神様の『残ったポイントは持ち越しオッケーだよ♪』の一言で消費しないで何か困った時に対処する奥の手としておく事にした。


 本当は『瞬間転移30P』というかなりチートな技能を取得するか悩んだのだが、それも異世界で生活してみてから決める事にした。


 こうして姿は見えない神様とやり取りしつつ技能の選択を終えたのだった。



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