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奴隷の子供たち2


 女の子の奴隷四人のステータス確認を終えた頃、老執事さんが男の子の奴隷二人を連れて部屋に戻ってきた。


 虎人族の男の子と妖精族の男の子の二人だった。

 虎人族は獣人族(虎)と違い、完全に二足歩行の虎って容姿だ、まだ幼い為か虎じゃなく猫っぽいがね。

 妖精族の男の子は、ホントに男の子?って容姿だね。

 この子エルフのフィニスより透明感のある白い肌をして膝下まで伸ばした髪はクリアブルーのストレートロングとか、何処の男の娘だって言いたくなるねっ!

 ショタのお姉さんが悦びそうだ。


 早速ステータスを確認させて貰う、こっそりとね?


名前:ランガ

種族:虎人族

年齢:9

職業:奴隷

レベル:1(6/10)

Sp130/130

Mp20/20

固有技能:

暗視(強)

戦闘技能:

噛みつきLv1

豪腕Lv1

一般技能:

共通言語


残ポイント:0


 ちょっ!?何コレ怖い…

 この年で戦闘スキルを所持してるだけでもトンでもないのに上位スキルっぽい豪腕まで持ってるとか、流石は虎って事なんだろうか?


 最後はショタっ子だ。


名前:サハリエル

種族:妖精族

年齢:7

職業:奴隷

レベル:1(3/10)

Sp10/10

Mp250/250

固有技能:

神聖樹の守護

妖精翼

妖精の涙

戦闘技能:

MP上昇Lv1

一般技能:

共通言語


残ポイント:0


 …うん、まぁ何か納得だ。

 見事に後衛に特化したステータスと言えるんじゃないかな?

 この子は買っちゃ駄目な子だな、男女の境目が判らなく成りそうで怖い。


 「さてクロウ君、この子達が君に買って欲しい子供達なんだけれど、どうかしら?」

 「そうですね、………やはり値段次第…かなぁ?」

 「まぁそうよね、この子達ならオークションに出せば金貨10枚~30枚にはなるでしょうね」


 軍馬や家(平民街)より高いのか…それでもバトルホースより安いって、人の命が軽い世界って事か?


 「…でも、全員合わせて諸経費込み金貨50枚で良いわ。条件は付けるけれどね?」

 「はぁっ?幾ら何でも安すくしすぎじゃないです?」

 「だから条件があるって言ったでしょう?まずはさっき言った様に定期的に報告と監査をうける事を了承して貰うわ。その為最低一年間はこの街で生活する事も一緒に了承して貰う事になるわね」

 「………」

 「あっ女の子達に夜伽を命じるのは奴隷の主人としての権利だから構わないけれど、成人してない子を孕ませたり、男女問わず傷を負わせる様な事はしないでね?」


 ブフォッ!?

 なんて事言い出すんですかメニーさん、俺はロリコンじゃ無いデスよ?


 「それから、この子達はとある馬鹿貴族に目を付けられているわ、多分貴方が所有権を持てばこの子達を譲れと言ってくるでしょうけれど、決して譲らないで欲しいの」


 おいおいおい、やっぱりトラブル付きですか…


 「どうして…」

 「んっ?」

 「どうして俺なんですか?言ったらなんですけど俺はただの初心者探索者で、メニーさんに信用される事をした覚えは無いですし…」

 「そうね、強いて言えば勘ね」

 「勘ですか?そんな事で信用出来るんですか?」

 「偶然、この子達を私が保護した。偶然、本来なら預けれる知り合いが公都を留守にしていた。偶然、職場に戻ってきた私に貴方が話掛けてきた。偶然、貴方が獣人族や亜人族に忌避感を抱かない人物だった。偶然、その貴方が奴隷を欲していた。偶然、貴方が私の勘に訴えかける人物だった。…どうしてかしら、私はこれ程の偶然は必然だったのだと思うのだけれど?」

 「………」

 「…まぁいいわ、それでどうするのかしら?」

 「…良いんですね?俺が善人だという保証はしかねますよ?」

 「あら、別に貴方が悪人でも構わないわ。契約さえ守ってくれればね?」

 「…はぁ、わかりました引き受けます」


 斯くして俺は曰く付きの孤児奴隷六人を引き取る事になったのだった。

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