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奴隷少女は規格外  作者: 猫師匠
奴隷生活編 ~奴隷として売られました~
40/59

星になった

今日で一ヶ月?

投稿開始一ヶ月ですかね?




 あ! いけないいけない。


 これは希望、魔法への第一歩。


 なんとか自分を納得させることに成功。


 一度念入りに踏みつけてから拾い上げる。


 大丈夫、きっと大丈夫。


 自分を説得させつつページをめくる。



『第二章~魔力の通り道を作りましょう~

 魔力があってもそれが通る道が無ければ魔力は意味がありません。

 血液があっても血管が無ければ意味がない様に』



 おお、意外とまともな事が書いてある。


 少しだけ期待度が上がる。



『魔力が何処に在るかは前章で把握している筈なので、

 そこから魔力の通り道を創っていきます』



 前章? そんなモノは無かった。



『此処からは下腹部に焦点を置きます。

 理由は多々ありますが、説明しやすく。

 またここに魔力を貯め込む人が多い点が挙げられます』



 ほうほう、なるほど。


 って事は、私も下腹部に貯め込んでる可能性が高い訳だ。


 なんとなく下腹部を摩りながら続きを読む。



『何より、エロイから下腹部に焦点を当てます』



 知るか!!



 いや待て、説明自体は良かった。


 最後の一文が余計だっただけで、そう、説明自体はまともだったのだ。



『第三章~魔力を体外に放出しましょう~』



 あれ?


 第二章の通り道はどこいった?



『前章に関わってくる問題ですが、

 魔力の道は限られています』



 ほ~、分かりやすい。


 流石サルでも分かる入門書。



『下腹部に魔力を貯め込んでいる場合、

 まずは前屈を行い、腰から利き手にかけて体を解して行きましょう』



 準備体操のようなものだろう。


 適当に体を解して行く。



『この準備体操に意味はありませんが、

 第一章でこの本を投げ捨てて居ない胸の大きな人は、

 第三者の目から見ればエロさ満点、目の保養になること間違いなしです』



 ――――ぶちっ



 何かが、キレた音がした。



『終章 ~免許~

 この本を読んで居る貴方は既にご存じだと思いますが、

 魔法を使うには免許が必要となります。

 入門編以上の事をする場合、しっかりと免許を取得してから行いましょう。

 それでは、初級編でまたお会いできる事を楽しみに待っています』



 本を閉じる。


 深呼吸を行なう。


 窓へと歩み寄り、そっと窓を開ける。


 とってもいい天気だ。



「大事な事は、一番最初に―――」



 大きく振りかぶって。



「書いとけこのやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



 本を投げ飛ばす。



「アイツは、星になったのさ」



 清々しい気持ちで、どこかへ飛んで行った本を見送る。


 いや~、なんか変な夢見てた。


 うん、何も無かった。


 本探そう。


 きっと何かあるさ。




 その後探し出した本の数々を元に、蝋燭に火を付けるくらいの魔法が出来る様になった。


 あはは。


 才能無いな、私。


 ま、一朝一夕で手に入る様な物なら学園とか存在して無いですよね。



 気長に勉強、努力、反復練習。



 結局これが大事なんですよ。




PV4万

ユニーク6千

お気に入り登録して下さった60名の皆様に感謝をこめて


 ありがとうございます


今日は1ヶ月記念日

きっと何かいい事ある

気がする。

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