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埴輪と旅する女①【会津若松編】第019回  作者: Mikiko


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埴輪と旅する女①【会津若松編】第019回

 『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。


み「さて、もう1時だし、昼食にしようかな」

ハ「さっき、鮭、食べたやないけ」

み「この昼食には、別の目的があるのじゃ」


挿絵(By みてみん)

み「ジャジャーン」

ハ「これが昼食かい?

 なんとも味気ない」

み「これから、ロキソニンを飲むの。

 歩き始めてから、腰痛が出たら嫌だから。

 といって、単独で飲んだら、胃が痛くなるかも知れん。

 なので、ゼリー飲料と一緒に飲むってわけ。

 しかし、鎮痛剤なのに……。

 なんで胃が痛くなるのかわからん。

 よし、これで準備はオッケー」


挿絵(By みてみん)

み「おー、撮り鉄がいっぱいいる」

ハ「最高の撮影日よりやな」

み「高いところに向けて撮るから……。

 人の頭が邪魔になったりもしないね」

ハ「場所取りがいらんちゅうわけやな。

 最高の撮影ポジションでもあるってことや」

み「それにしては、人が少ない気がするけど」

ハ「今年の運行が始まって、2ヶ月くらい経つからやろ。

 運行開始のころは、もっと盛況やったんちゃうんか」

み「ひょっとしたら、桜も一緒に撮れたかも知れないしね」


挿絵(By みてみん)

み「緑が目に染みるわい」

ハ「まさに万緑やな」

み「歯が生えそうじゃ(『万緑の中や吾子の歯生え初むる(中村草田男)』)」

ハ「アホか」


挿絵(By みてみん)

み「真ん中に見える、青い屋根と赤い屋根の民家は……。

 昔、茅葺きだったんじゃないのかな」

ハ「そんな形やな」

み「でも、人は住んでるのかね?」

ハ「なんでや?」

み「手前の田んぼに生えてるのは、雑草だろ?」

ハ「耕作放棄地か」

み「なんまんだぶ」

ハ「唱えるな!」


挿絵(By みてみん)

み「おー、ここは見事な水田じゃ」

ハ「植えたばっかりみたいやな」


挿絵(By みてみん)

み「こっちは、これから田植えだ。

 新潟より、1ヶ月近く遅いね」

ハ「本来、今ごろが普通なんやないか?」

 唱歌の『夏は来ぬ』に、早乙女が“玉苗植うる”という歌詞があるやないか」

み「新潟の田植えは、ゴールデンウィーク中で……。

 まだ水が冷たいからね。

 でも、ゴールデンウィークに田植えをするのには、切実な理由があるわけよ」

ハ「わかった。

 兼業農家が多いから、田植えで会社を休みにくいんやろ」

み「それなら、土日に植えればいいだけじゃん。

 ゴールデンウィークなら、手伝いが来てくれるから。

 東京の子供たちが、孫を連れて帰省してくるわけ」

ハ「なるほど。

 孫にはいい体験になるの」

み「今は、田植え自体は機械になってるけど……。

 実は、田植えで一番大変な作業は、苗箱を田植機に載せるまでの行程。

 苗代から苗箱を軽トラに積みこみ、田んぼまで運び……。

 そして、田植機にセットする。

 この重労働は、お年寄りにはそうとうキツいはず。

 若い人の手を借りたいわけよ」

ハ「もし、苗の運び手がいてくれたら……。

 おとっつぁんは、田植え機に乗ってるだけでいいってことやな」

み「毎日でも田植え出来るよ」

ハ「ははは」


挿絵(By みてみん)

み「あ、もう喜多方だ。

 13:06分。

 2分停車なので、降りてラーメンは食べられません」

ハ「誰に言うとんのや」

み「喜多方ラーメン、食べたことある?

 あ、埴輪時代にはないか」

ハ「古墳時代やと言うとるやろ!」

み「そもそも、喜多方ラーメンって、どういうラーメン?

 はい、検索」

ハ「わしは、埴輪検索か」

み「それ、森田健作のしゃれのつもり?」

ハ「喜多方ラーメンはな……」

み「スルーしたな」

ハ「Wikiを丸読みするぞ(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E5%A4%9A%E6%96%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3)。


 『スープは醤油味の透明な豚骨スープが基本で、あっさりした味わいである。

 豚骨のベースと煮干しのベースを別々に作り、それらをブレンドしたものを提供する店もある。

 醤油味がベースだが、店によっては塩味や味噌仕立てなど千差万別である。

 麺は「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれ、幅は約4mmの太麺で、切刃番手は12番および14番が使われる。

 独特の縮れがあり、食感は柔らかい。

 具はチャーシューを主として、ねぎ、メンマ、なるとなどが一般的な構成である。』


 ってことや」

み「なんか、普通の醤油ラーメンじゃないの?」

ハ「不満か?」

み「わたしは、塩ラーメンが好きなの。

 頼むのは、たいていタンメン」

ハ「もうちょっと、グルメな人間に憑依したかったわい」

み「なんか言った?」

ハ「スルーしなはれ」


■新潟市の食文化

 実は今年、驚くべきことを知りました。


 ↓『NHK首都圏ナビ』、2022年2月15日の記事です。

+++

●新潟市が初の「ラーメン日本一」 ライバルの王者 山形市を抑えて

 去年1年間、ラーメンにかけた外食費用で新潟市が9年連続の日本一を目指した山形市を抑えて初めて日本一となりました。


<<“王者”山形市を抑えて日本一に>>

 総務省は、全国の県庁所在地と政令指定都市を対象に行った去年1年間の家計調査の結果を2月8日、発表しました。

 この中のラーメンなど「中華そば」にかけた外食費用で、おととしまで3年連続2位だった新潟市は1世帯あたり1万3734円となり、9年連続の日本一を目指した王者・山形市を300円上回って初の日本一となりました。

+++


 どうです。

 驚きましたよ。

 日本一になったこと自体も驚きでしたが……。

 その前、3年連続2位だったことも初めて知りました。


 実は、新潟市には、同様のランキングで、もうひとつ日本一があるんです。

 ↓『ゼロニャゴ』さんのページ(https://025.teny.co.jp/gourmet/special_curry/niigata-city-curry-japan-no1-20220226)より。

+++

●【カレーも新潟市が1位】2021年カレールーの購入平均額で新潟市が日本一に。

 カレールーの年間購入平均額「新潟市」が2021年、ついに日本一に!


<<カレー大好き新潟市民>>

 ことし2月に発表された家計調査で新潟が「カレー」と「ラーメン」の支出金額で日本一となりました。

 国民食ともいえる「カレー」と「ラーメン」で1位になったことで、新潟を発信するチャンスとなりそうです。

+++


 とのこと。

 こっちも驚きでしたが、ラーメンよりは多少は納得出来ます。

 なぜなら、カレーはご飯と食べるからです。

 ご飯が美味しいので、夕食にカレーが出ることが多いんじゃないかと。

 でも、ご飯が美味しかったら、そのまま食べるのか。

 とにかく、よーわかりません。

 わたしが知ってるカレー店は、万代シティのバスセンターにある『万代そば』だけ。

 いわゆる「バスセンターのカレー」として、全国的に有名です。

 郊外バスに乗るとき、バスセンターに行くんですが……。

 いつも、大勢の人が食べてます。

 立ち食い蕎麦のお店なので、みんな立って食べてます。

 立ち食い蕎麦のお店なのに、ほとんど全員がカレーです。

 真っ黄色なカレーに、真っ赤な福神漬け。

 色合いは、かなり強烈。

 一見、甘そうに見えますが、かなりスパイスが利いてるとか。

 「とか」というのは、わたしがまだ食べたことがないからです。

 サラダも何も付かないんですから……。

 ぜったい、胸焼けしますって。


 話を、ラーメンに戻しましょう。

 新潟市に、有名店ってあるんですかね?

 ラーメン好きの人には常識なのかも知れませんが……。

 わたしは、ひとつも頭に浮かびません。

 蕎麦なら、へぎ蕎麦の『小嶋屋』が新潟駅構内にありますが。

 わたしがラーメンを外食したのは、ここ10年で1回だけかも知れません。

 それも、新潟市じゃなくて新発田市でした。

 新発田の事業所に手伝いに行ったとき、誘われてお昼を食べたんです。

 普段はお昼は食べませんが、断ったりして雰囲気を悪くしたくなかったので。


 とにかく、このラーメンとカレーの一件では……。

 自分が、一般的新潟市民とは乖離した人間であることを、つくずく思い知りました。

 これからも、市の片隅でひっそりと生きていきたいと思います。


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