表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノブリコブリが来た  作者: pon
1-3章
12/37

vs.山チュー

村人からの情報収集の結果、山チューは郷土品のフルトック石を狙っていて、明日開く採掘場は第2採掘場との事です。

宝石の元なのでハンターリストに載っている者が来た場合は採掘場を閉めて対応しているとの事。

そして山チューはまだフルトック石を1個も手に入れていない。

一番重要な情報として、山チューはやけに動くスピードが速かったとの事でした。

コンコツドについてはワナを作る罠師であることが分かりました。


「ウーン、明日は心を引き締めてかからないといけないかもな、コブリ」

「ウン。スピードは要注意だね、ノブリ」

と、ノブリとコブリは声を掛け合い明日に備えて就寝するのでした。


次の日、ノブリとコブリが朝を迎えて第2採掘場に向かおうとすると、ヤキタが宿屋に走って来ます。

「大変です!山チューが採掘場に現れて暴れています!ハンターのお二人、今すぐ第2採掘場に!!」


急いで第2採掘場に向かうとヤチオーカ村の村人達を相手に山チューが暴れています。

中には怪我をしている者も出ている様です。

「早くフルトック石を出すチュー!!」

「そこまでだ山チュー!」

「またお前らかチュー!!とことんやってやるチュー!」


ノブリとコブリが村人の前に立ち、山チューとの戦闘が始まります。

山チューは足首にスピードの上がる装備をつけていて、動きを捉えにくいうえに目で追うのも大変です。

ノブリとコブリの二人は二手に別れて魔法と剣さばきで対応します。

山チューは二手に別れられて手数が必要になり少し困っています。

しかし、ノブリとコブリも山チューの素早さに大魔法や必殺剣を出しにくく決め手に欠けます。


そこでコブリが

「ここは陣形を取ろうね、ノブリ!」

「陣形!?おう!」

と、声で対応し挟みうちを出来る様に横に広く並び、山チューを迎え撃ちます。


効果は抜群でノブリかコブリに背中を捉えられてしまう山チューは素早さだけでは勝ち目が無くなりギブアップします。


「ギ、ギブアップだチュー…」


二人は陣形を取って戦えるようになりこの闘いで少し成長したみたいです。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ